回帰分析の出力結果:回帰変動と残差変動

目的変数のばらつき度合を示す全変動。
回帰分析をすることで回帰変動と残差変動に分かれる。

回帰変動(Explained Sum of Square, ESS)は説明変数によって説明された変動。

残差変動(Residual Sum of Square, RSS)は全変動のうち回帰変動では説明できなかった変動。

回帰変動と残差変動の和が全変動と等しくなる。
説明変数によって説明された変動が回帰変動であるため、回帰変動は大きいほど好ましく、
逆に説明し切れなかった変動である残差変動は小さいほど好ましい。

全変動、回帰変動、残差変動をもとに回帰分析において重要な適合度指標である決定係数が求められる。
次回は、この決定係数について。



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