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2024年、ようやく本格始動!伊勢神宮に早朝参拝

なんだか変なお正月だった。
やはり風邪をひいていたのだとわかったのは、2日遅れで夫に同じ症状が出たからだ。
風邪をひくなんて十数年ぶり?
私はもともと熱が出ない体質で、風邪もひどくなる前に治ってしまう。
以前は「熱が出ないこと」を健康な証拠だと思っていたのだが、実は熱というのはたまに出したほうがいいらしい。特に風邪などひいた時は。私は外に発散できずため込んでしまうようで、これはあまり良いことではないという。
今回も熱は出なかった。
たぶんもう45年くらい出たことがない。

夫は39℃まで出て、2日間寝込んでいた。
自分が元凶なので申し訳なく思い、せっせと世話を焼いた。

また、姉が飼っているウサギの調子が悪くなり、私の実家での集まりが延期になった。
2日に行われた夫の実家の集まりも私は風邪で参加できなかったので、結局今年はまだ誰にも親族に会っていない。

すごく長い年末年始のお休み(11連休)だと思っていたのだが、4日や10日に提出しないといけない原稿が結構あることに気づき、案外仕事もしていた。体調が悪くて寝ているか、夫の世話を焼いているか、仕事をしているか。そんな感じで過ぎていった連休だった。

ただ、毎年恒例の年始の旅行は実行できた。
昨年行った伊勢神宮の近くの温泉旅館がとてもよかったので、今年もそこを予約していたのだ。
4日に出発した時は私も声がガサガサなだけで体調は悪くなかったし、夫はまだ風邪をひいていなかった。

旅館はやはり素晴らしく、2回目の訪問だったので、女将さんやスタッフの方に「いらっしゃいませ」ではなく「お帰りなさい」と言われたこともうれしかった。

夜は伊勢海老のコース!
半分くらいしか食べられなかったけど(泣)


5日朝、5時半に起床。6時過ぎに出発した。
昨年はチェックアウト後に伊勢神宮へ参拝に行き、駐車場がいっぱいで、とんでもない遠くの駐車場に停めさせられて大変だったので、今年は早朝参拝をすると決めていたのだ。

旅館から伊勢神宮(内宮)までは車で20分もかからない。
ただ、もうこのくらいから夫は風邪の症状が出始めていて、しんどそうだった。コンビニでとりあえずの風邪薬を買って飲ませた。

伊勢神宮は、これだけ朝早くてもかなりの人出だった。5日でこれなら、元旦から4日までは一体どれほどの人が来ていたのだろう。
とはいえ、さすがに近くの専用駐車場に停めることはできた。

どの時間帯に行っても神聖な空気が流れているが、早朝の伊勢神宮の空気はさらに澄んでいた。
ここの木を見るといつも涙が出る。すべての木がそうだというのではなく、見ていると泣けてくる木があるのだ。不思議。自分の魂と呼応しているのがはっきりわかる。ずっと見ていたいし、ずっとそばにいたいと思ってしまう。

今年も生きてここに来られたことの感謝を伝えた。

まだ薄暗いけれど、良い天気だった
参拝の後は、赤福本店へ


宿に戻ると温泉に浸かって冷えた体を温め、遅めの朝食をとった。
笑顔のスタッフと飛び跳ねるように両手を振る女将さんに別れを告げて宿を出た。
「また来年も来ます」と約束して。

その頃にはもう夫はかなりしんどそうで、たぶん熱もあったと思うが、なんとか無事に家まで運転してくれた。
不思議だが、この日と翌日の2日間、私は久しぶりにまったく痛みのない時間を過ごすことができた。伊勢神宮パワーか?
2日間も痛み止めの薬を飲まなかったことなんて、何か月ぶりか。
まだこんな日があることにホッとした。
逆に夫は苦しそうだったが……。

まあ、こんな良い日は長くは続かず、その後は少し辛い日が続いた。休みの間にやりたかったこともほぼできず。
それでも年始の原稿を提出し、体調も落ち着いてきたので、今日からようやく本格始動という感じだ。
しばらくは急ぎの仕事もないので、またnoteも書いていく。

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