肌に触れることは脳に触れること

アロマセラピーの勉強すると「皮脳同根」という言葉に出会います。
私たちが誕生する際、受精卵が細胞分裂を繰り返して胚葉となった時、内胚葉、中胚葉、外胚葉の3つのパーツに分かれます。
内胚葉から消化器、呼吸器
中胚葉から骨格や筋肉
外胚葉から脳や神経、皮膚(表皮)
などが作られます。
脳と皮膚はどちらも元は外胚葉で根っこは同じということを表すのが「皮脳同根」です。
そのため、脳と皮膚は関係が深く、例えば、脳が強いストレスを感じると肌がトラブルを起こすなんてことは誰でも経験あるのではないでしょうか?
息子がてんかんの大きな発作を起こした後、肌の状態がよくなかったことがあり、「脳も今こんな状態なのかな?」などと思ったことがありました。
そんな風に、脳と皮膚は影響し合っています。
脳外科医でもなければ、脳を直接見たり触れたりすることはできませんが、皮膚は毎日見て触れることができます。
だから、スキンケアが大切。
肌に触れることは脳に触れることと考えて、優しく触れること。
そして、肌を快適に保つことが脳を快適に保つことに繋がります。
アロマセラピーのメカニズムの中の4つ目、タッチングは、ただのリラクゼーションではなくて、脳へのアプローチでもあるのです。

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