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花畑チャイカと私たち、そして私たちの花畑チャイカ

花畑チャイカのチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCsFn_ueskBkMCEyzCEqAOvg

私のTwitterを見てもらえば分かる通り、私は根っからの花畑チャイカ狂いである。
なので、今回は彼(?)の紹介とちょっとした考察、そして私との関わりを述べる。

彼については一般人よりも詳しい自負がある。みなさんの需要に応えられれば、と思う。2年間ほぼリアルタイムでも、アーカイブでも追っているし、先月はとうとう(ついに)(待ちに待った)(今更)メンバーシップに加入した。

章立てを工夫して、私についての記述と花畑チャイカに関する記述を分けている。
私に興味がない人でも読みやすいものになっているはずである。
もちろん、あなたには最後まで読む義務はどこにも存在しない。

とはいえ、彼については様々な記事がある。彼について知りたい方はそちらをご覧いただきたい(文末に載せる)。

また、界隈独特の単語が含まれているので適宜、検索するなり読み飛ばすなどして欲しい。

考察というより一人の「時間の無駄」の思いをだらだら綴ったものだと思ってもらえれば幸いである。

では。こんばんセーーーーーーーーックス(特に意味はない挨拶)

深夜の帝王、花畑チャイカ:黎明期

花畑チャイカは、株式会社いちからが運営しているプロジェクト、
「にじさんじ」「にじさんじゲーマーズ」に続く、チャレンジ枠「にじさんじSEEDs」の1期生として2018年6月頭にデビューした。

今現在、彼の活動初期の動画一覧を見ながら執筆しているが、
マインクラフト(ゲーム)実況(?)とOTN組が8割を占めている。

彼の強烈なビジュアル、奇天烈な性質・・・一体何をやらかすかわからない
雰囲気に反しこの頃はまだ、
配信者としての引き出しは少なかったようである。
もっとも、その少ない引き出しの中身(深さ広さ)は凄まじいものがあるが

『PASH!』という雑誌での、緑仙(SEEDsの同僚)とともに受けていたインタビューでは
「初配信で用意していたこと、やりたかったことをほとんどやってしまった」
とチャイカは述べている。
正直で好感がもてるね(お前は何様だ)

また、配信や、配信機材の扱いには不慣れだったようで
社築氏(SEEDsの同僚)と一緒に配信をしようとするも、チャイカには社氏の音声が聴こえず、リスナーには聴こえる状況を利用して
社氏にオーディオコメンタリをやってもらうなどしていた。参考↓

https://www.youtube.com/watch?v=wyIV_mzWBl0&t=3104s

上記配信には社氏以外のSEEDsメンバーも集まり、ちょっとした話題となり、
にじさんじデビュー前の舞元啓介氏もリアルタイムで見ていたそうである。

なお、社氏の音声が聴こえなかった原因は
チャイカがイヤフォンをデバイスに挿し忘れていたことである。

・・・クロマキーによる処理がなかなかうまくいかず、彼の背後が謎に青くなっていたり、並の企業勢には出せない存在感を放っていた。


・・・ここまでの文章、チャイカについてろくなことを書いていない。
客観的に書こうとするとこうなってしまうのである。

彼に魅力がないはずがない。でなければ2年近くも追ってはいない。

そろそろ私の勝手な主観でチャイカを褒めるか

では、次の章である。

仕事の奴隷_私、と花畑チャイカ

彼がデビューした2018年6月は、私が現在住んでいる名古屋に引っ越した頃である。
新卒で大阪の営業会社に入った後、異動となったのだ。

その1ヶ月後ぐらいに、私は花畑チャイカを目にするのだ。

当時はVtuberがまだ新しい概念で、二次元に親和性が高い(アニメとか好きってこと)私は、トレンドに乗り遅れまいと休日は有名Vtuberを観ていた。
名古屋に知り合いはいないし暇だったというのもある。

関連動画で、マインクラフトをスタート画面(ポーズ状態)にしてボソボソ喋る不思議な生き物を目にした。そう、彼である。

クロマキー処理はできずとも配信はする、そういうところに「スゴ味」(ジョジョ風)を感じ、
ビジュアルに反して距離感の近いトーク。
そして不思議な落ち着き、安心感を感じた(イケボだからかな?)。
しかし、予測不能な行動、言動で笑いも取る(先述した動画などを参照してほしい)。
深夜によく配信をしていたので、リスナーも配信者もおかしな気分(深夜テンション)で楽しめる。

気づいたときにはチャンネル登録、通知設定ONしていた。
彼のTwitterを見るようにもなった。

だが、9回ほど彼の配信を観た後ふとした瞬間に不安を感じた。

この配信者、伸びるんだろうか?

当時、人気とされたVtuberは
①女子高生で(なぜか配信慣れしている)かつ当然美少女
②企業勢はとにかく清楚。下ネタなんか言わない(当時は)
③ゲームプレイが上手く、そのスキルで人を集める
という要素を全部とは言わないが、8割は備えていた。

だが、彼を見てほしい。
①かわいさは感じるが、美少女と言い張れるかは微妙なライン。
おそらく女子高生では・・・ないだろう
②息をするように、いや皮膚呼吸をするように下ネタを言う
③チャイカのマリオシリーズの実況を見ろ

このように、勝手に不安になっていたわけだ。
配信者も数字は必要だから・・・と当時の私は考えていたからだ。

数字といえば、私の当時の仕事は営業である。
「需要を探れ」
「売れる自分、というもう一人の人格を作り上げろ」
「売り上げできなきゃ、この仕事なんの意味もない」
など、新人だった私は営業テクニック(?)を叩き込まれた。

結局営業は数字が全て。
達成できるかできないかなのだ。

達成できなかった場合は・・・。
とんでもない目に遭う。それがきつくて何人もの同僚が去っていった。

そういう状況で平然と(周囲にはそう見えるようにしていた)働く私は、
い●ながにSEEDsの情報をリツィートされない中、平然と配信しているチャイカに勝手に仲間意識をもっていたのかもしれない。

正直に言うと、怖かった。
あの深夜の、面白さと奇天烈さが同居する配信が見られなくなることが。
私とは縁もゆかりもない名古屋で、一番聴いたのはチャイカの声かもしれないのだ。

まあ、これは私個人の妄想ではあるが。
とりあえずは全ての動画に高評価を押し、微力ながら宣伝もした。しかし不安はなかなか去ってはくれなかった。

深夜の帝王、花畑チャイカ:「にじさんじレジスタンス」結成以後

突然、花畑チャイカが運営(にじさんじの)に楯突くため(?)、
「にじさんじゲーマーズ」所属椎名唯華氏と組んで
「にじさんじレジスタンス」なる組織を結成した。

今までも書いてきた通り、まともなVtuberらしいことはしてこなかった彼も行き着くとこまで行ってしまった、と当時は感じた。
運営に歯向かう発想は、さしもの私にもなかった。

しかも、「他人を誘うのが苦手」と言っていた彼が別グループの人を誘ったのである。

さすが、機械オンチでもにじさんじのオーディションに応募した行動力の持ち主である。

1回目のにじレジの配信は、
「大丈夫か?」という不安半分
「何かやらかしてくれるだろう」という期待半分で見ていた。

結果は、大反響を呼び
幕張でのライブではあろうことか、運営に歯向かう二人がステージで並びバラードを披露するまでになったのだ。
すっかり有名コンビである。
そして、二人のよき同僚としての関係は今なお続いている

これ以降、彼の動きはそれまでとは変わっていく。

それ以前から、緑仙が主催する大人数企画にはかなりの確率で呼ばれ、オチ担当のポジションを得ていたが、

彼自身も自分から「女子高花畑」や「ギバライカ」など、同僚に声をかけ活動の幅を広げていったのである。(アーマー新衣装お披露目での茶番は、歴史に名を残す偉業だと思う)

スパチャ読み

についても、彼なりに研究しているのかとんでもなく上手い。
スーパーチャットに付いているコメントから話を広げ、瞬時にトークするのである。

薄々感づいている方もいるかもしれないが、彼は頭がいい。
「読解力がある」と言っていたような気もするし、
Vtuber界で生き残る戦略を見つけたのかもしれない(営業妨害か?)。
私が思う戦略は↓だ。

普通のVtuberがしないことをする

先ほどは、人気とされているVtuberに見られた要素を紹介したが、彼はその逆を行ったわけだ。
「普通の」Vtuberが自身の登録者数をネタにはできないだろうし、
最近配信された3Dお披露目配信は、
普通のこと以外しかしていない

参考動画↓

だからこそ、全くの配信素人が己の行動で
ゼロからファンを獲得し
Zeppであんな光景を見せられた。

私はそう思うし、彼にしかできないことがあるからこそ目が離せない、と強く思う。

仕事の奴隷"だった"私、と花畑チャイカ

彼の活躍を見た私は、知らず知らずのうちに影響を受けていたのか、
「人とは違うやり方」を常に探すようになった。
生き残る、とはそういうことだと配信から学んだのだ。

それからは、
多数の同僚のやり方に同調せず、同業他社(競争相手)と仲良くなり、
多くの者がやりたがらない商品の知識をつけ売りまくり、
動画や書籍で狂ったように、営業スキルを身につけた。

私もチャイカのようにぶっ飛んだことがしたい。あいつと同じ景色を見たい

その一心だった。

金を稼いでメンバーシップ加入、ボイス購入であいつに貢いでやる

本気でそう思っていた。

前の仕事を退職するときには、同僚も同業他社も、誰も彼もが私を引き留めるほどには
成長することができた。

「ずっとここ(職場)にいてくれ」と有難い言葉をもらったこともある。

違う。私がすごいんじゃない。

全部、花畑チャイカって奴がそうさせたんだ

ずっとそう言いたかった。

だからここで書いている。

だからというわけではないが、もっと書こうと思う。当初の予定にはないが、ノッてきちゃったからね。

もう少しお付き合いください。

花畑チャイカへ

Zeppで歌ってた『サブリミナル・シンクロニシティ』(「サブミナル」じゃあないぜ)本当によかったぞ。

背景の演出も君らしくぶっ飛んでてよかったし、運営さんとも仲良くしてる感じが伝わって安心したよ。

なぜか視界が霞んでよく見えなかったけれど、配信の素人だった君があのステージで動き回る、それだけで俺には十分だった。

ファンと君で勝ち取ったんだよ。あれを

よくあそこまで行ってくれた。でも、でも・・・遠くへ行ってしまった気がして

そのままでいてくれ

とも思った。その心配は今のところ杞憂だからいいけどさ。

とにかく。

いっぺん俺の人生かき回したんやから、最後までかき回せよ

ずっとライバーでいてくれ。

とりあえず、今までありがとう。これからも、好き勝手やってくれ。

また配信観にいくから待ってなよ。

おつかれさまっ!

以上

参考サイトなど

・https://panora.tokyo/95309

・https://www.moguravr.com/vtuber-seeds/

・https://panora.tokyo/archives/806

・https://panora.tokyo/archives/4981



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