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欠席なのに休めない


小中学生のときのこと
親にこうしろと言われたわけでもない
今思うとなんでそんなことしてたのかとなるんだけど
当時はこうしなければならないと思い込んでいた

よく体調を崩していたので年に2,3回は欠席していた
(いま思えばほとんど仮病で適当にだるいだの言ってたんだろなぁて気も するけど)

家庭環境を簡単に説明すると
父親は絶対学校主義で欠席なんて許さない感じの人で
母親は逆に「無理をしないでいい」て感じ、だけど父親には逆らえない

欠席をする日は父親が仕事に出てから母親に体調が悪い、気分が悪いと言って体温を測り母親が学校に連絡する
これで欠席になりこの日は休みとなる

しかし、自分は欠席になっても休むことはできなかった。

見ていたのは時計

欠席になってから特にすることはなにもない
そんな中していたのは時計を見ることだった

ある時間になると謎の緊張感があり、それが50分続くと緊張がなくなるが5分ぐらいでまた緊張。それが何度かあり、昼になると30分ぐらいは気の休まる時間があるが、それが終わると夕方になるまでまた緊張。

そう時間割。授業があるかないかだった。

授業中は、
欠席をしているので変なことをしてはいけないという謎の緊張があり、
休み時間は、
学校に行っても行かなくてもどうせ休みだからと緊張はない。
性格上授業の時間や曜日による違いを完全に覚えていた。

別に誰に見られているわけでもない、ゲームをしたってテレビを観たって怒られるわけでもない。それを自分がしなかったのは両親の考えに影響されているからだろうが、授業の時間を気にするのは当時かなり神経質になっていたのだろうか。

以上欠席なのに気が休まることはなかった話でした。同じような人はいないとは思いますけど、もしいたら気にしないで休もう、というか休め。

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