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身軽さを手に入れるための道具

3泊4日の東北旅行。2日前に夫が風邪で寝込んで、そのまま一人旅になった。

一人遊びは得意中の得意だからこれまでいろんな所に一人で行って来てはいたものの、最初から一人と二人が一人になるのとでは違う。淋しさレベルが全然違う。
体調が良くなれば明日京都から山形まで新幹線で追いかけて来てくれるとのことで、「来い…来い!」と祈りつつ、移動に5時間以上かけて極寒の地(山形は雪予報)に来るのは病み上がりの体にヤバくね?と思ってる。

「おいでよ!」「やめときなよ…」を交互に言ってるから、そろそろ夫の情緒が不安定になってるかも。トゥーフェイスですまん。

まぁせっかく不意に生まれた一人の時間、内省にはぴったりだから久々にゆっくりブログでも書くかーと思ったけど、眼精疲労の身にスマホで長文打ちは辛い。タブレット欲しいね。

そこで原点回帰!仙台着いたら文房具屋でノートとペンを買って手書きでええやん。
結局パソコンに打ち込み直してnoteに上げるけど(追記:そのつもりでパソコン付けた瞬間に電源落ちたので結局スマホで長文打ちしてます)簡単に推敲できない世界で気ままに一発でやるのもいい。

というか仕事でもないただのブログ一本に対して考えすぎてたし、筆が重くなっていた気がする。誰からも頼まれてないし、一銭も入らないし責任も無いんぞ?
元々、文章を書くことを始めたのも、やり場のない熱をノートにぶつけたのが初めだった。誰も読めないミッシェルガンエレファントのライブレポート。私による私のためだけの文章。原体験過ぎて昔の私を抱きしめに行きたくなっちゃうね。

ほいで、いつもと手法を変えてノートにペンで書いてみたらどうなったか。
文字変換機能無しの私はこんなに心許ないのかと。マジで漢字分からん。
あと仙台の文房具屋で「このサイズかわいい!邪魔にならないしいい!」って買ったノートが小さすぎた。新人バイトのメモか?もう3ページ埋まるよ。

でも思った以上に筆が走る。思考がサラサラと出て行って気持ちがいい。デトックス効果はこっちの方が高い気がする。 

推敲できない世界でせっかくやるんだから、紙に書いた日記はただの日記として、直さずにnoteにそのまま上げよう。
クヨクヨぐるぐる考えて辿り着く、仕上げる良さもあるけれど、今の私にはこの軽さが合っている。といか、身に付けたい。

仙台、江陽グランドホテルの前のveloceにて、一人旅の夜の長さをココアと一緒に味わっている。

2024.2.9

これから浅田次郎のエッセイ読む
イチジョウは寝る前に読む
この夜食べた私史上最高の牛タン
翌日夫と合流しました。
元気すぎてズンズン歩いて行って子供向け科学館に行き着いたところ。

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