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3nd album 「Romantic Getaways」 その2 〜楽曲解説〜

ここから楽曲解説です。

Romantic Getaways


もうすでにアルバム作成前から、英詞の楽曲は作成していましたが、アルバムのイメージや核となるリードトラックが欲しいなぁと考えていた時にできた曲です。

雰囲気はアジアンポップ。
特に楽器や音階からは中国系の印象になるかなぁと思います。

そこから旅行だったり旅というテーマが出てきました。
合計で4つのブロックに分かれている曲ですが
3つ目の「My journey is romantic...」から始まる部分が
コード進行や楽器的にもアジアンミステリアスな雰囲気が
あって好きです。

全体的な音的にはファミコンのようなピコピコした電子音が聞こえてるのも特徴かなと思います。

歌詞は「君と夢の中で世界中のいろんなところに行きたいなぁ」
という想いを表現しました。
でも結局妄想の世界の話で、起きたら夢が覚めてしまうから
まだ寝ていたいよと

冒頭はアルバムの始まりということで何か印象に残るオープニングにしたいと面白い即興的なピアノソロから始めました。
このフレーズ後の曲でまた出てきます。

Laugh and Tough


にて解説しています。秋の夜長にぴったりな落ち着いた楽曲です。

前曲から間髪入れずにこの曲が始まる感じ気に入っています。


You Are the Number One

You are the number oneというフレーズと
サビのメロディーとコード進行はすっと思いつきました。

メロディのリズムがほとんど8分音符でかっちりしているので、
バックトラックのリズムなどは跳ねた感じにしてみました。

歌詞は、「この世界のなかで君が僕にとって一番だよ」という直球なメッセージを唄っています。
サビ部分はメロディと歌詞相まって、自分の伝えたいことが表現できていてとてもお気に入りです。

直球すぎて歌にしないと、恥ずかしいくらいですが、
大切な人の事を想って聞いていただけると嬉しいです。

ちなみに繰り返し出てくる You are the number one..という部分ですが、
回を重ねるたびに後ろでなっている楽器が増えていきます。
是非聞いてみてください。

ちなみにYoutubeにMVあります。ちょっと変わった感じの映像となっているので是非見てみてください。


Don't Wanna Die Before I Say That

アルバムの最後にできた曲です。

このアルバムには「君のことを好きと言うまで死にたくない」というメッセージの楽曲を入れたい!と思って作成しました。(どんな動機だ?)

もう歌詞とメロディ一緒に思いついたので一気に作成していきました。
もともとピアノとジャズオルガンを元にコード進行やトラックを作っていたのですが、もう少しダンスフロア感が欲しいなぁと感じて
2,4拍のクラップやリズムを強調するようなトラックに仕上げました。

この曲の感想のピアノソロで、1曲目のRomantic Getawaysのピアノソロのオマージュというか似たようなフレーズが出てきます。
このような仕掛けができるのもアルバムならではなので面白いかなぁと

曲全体の時間は短めでサラッと聴けるようにしました。

Innocent Light


にて解説しています。

個人的には、楽曲の雰囲気やトラックなどチャレンジの多い楽曲でしたが、
モータウンぽさだけでなく、曲のメッセージも伝わっているといいなぁと思っています。

You Are Special

前曲から引き続いて、モータウンサウンドをイメージして作成した曲です。
こちらはどちらかというとバラード寄りで落ち着いた楽曲です。

楽器の使い方が特徴なのでわかると多いますが、
初期のmicheal jacksonやjackson 5 のイメージで作成しました。

ハープシコード、木管楽器(オーボエ、フルート)、コーラス、ストリングスなど、もうあんまりポップスという感覚ではなく、クラシック的な構成で作成していきました。
また、もちろん、ベースやカッティングギターなどはあるのですが、

なのでリバーブもクラシックで使用するものを使ったので、他の楽曲とは違う雰囲気ですが、アルバム全体としては浮きすぎない感じ、且つこの曲らしさが出たかなと思います。

音数は多くはないのですが、それぞれ楽器のパートがよく聞こえるので充実感のあるサウンドなったかなと思います。
あとベースのフレーズ感はモータウン感出せたかなと思ってます。

メッセージはそのまま「君はこの世の誰より何よりも特別だよ」という内容です。

 Concentration

にて解説しています。

自分的にとても好きな楽曲なので、このアルバムの代表曲となるような位置付けです。

モータウンから80年代ディスコへ時代が進んだような流れも心地よくて気に入っています。

Hot Spot

とにかく聞いていて雰囲気の良い曲を作成しました。

テーマは、もう「有名な観光地とか刺激のない場所に行くのは飽きた」
「地元の人しか知らないような穴場=Hot Spotに行きたい!」
という想いを込めました。

バケーションとか休暇というと、どうしても南の島をイメージしやすいので
夏や暖かい雰囲気の楽曲となりました。
スチームドラムや波の音も入っています。

サビ前のLet me see... から始まる部分はリズムが心地よい
早口言葉のようなイメージで作成しました。
ちなみに私は通して歌えません。笑
ネイティブや英語が得意な方は通して歌えるか試してください。

こちらもMVがYoutubeに上がっています。

ズバリ、日本のHot Spot=渋谷で撮影した風景と映像にしてみました!

Glossy Party

ノリノリになれるようなリズムの強い楽曲です。
と言っても音数は少ない感じなんですけど、トラックの音は主張の強いものを選びました。

ボーカルはかなりピッチ補正をかけて、機械音ぽくしました。

実は、元々バックトラックを先に作成済みで気に入ってはいたのですが、
上に乗せるメロディが長らく思い付かずに放置されていた楽曲です。

一時期は上手くいかないのでメロディなし=Rap? とかにするとかも考えていたのですが、
一回レコーディングした後にしばらくしてから再度取り掛かり、いい感じのメロディが思いついたのでそれを採用しました。

音階が特徴的なので、サビのメロディも印象に残りやすいかなと思っています。

歌詞には直接表現していないのですが、
「君が素敵すぎてCrazyになっちゃうよ」というテーマの曲です。


Dream in My Mind


一旦、落ち着かせるイメージでスローなノリのある曲です。
それでもリズムは強く、あくまでダンスフロアで流れるようなイメージです。

裏でなっているシンセのメロディが特徴的ですが、その部分から作成していきました。
ただその部分が印象的すぎて、この曲もまたメロディがなかなか乗せられませんでした。

なのでDream in My Mind の部分は音程のないフレーズとしました。
夢の中ということで、悪夢をイメージするような
映画の悪役のような低い声のエフェクトをかけています。

あと、ベースがうねうねしていて気持ち悪くこれまた夢の中を表現しています。

楽曲としては、その他のフレーズが思い付かなくて苦戦していたのですが、I'm sorry maybe I betrayed you...の部分が出来てからが
一気に曲全体の方向性が決まり完成しました。

上の歌詞でも出てきますが、
テーマは自分の夢の中で、心に思っていることを懐古しているイメージです。
特にこの曲では懺悔をしています。


I Don't Like sakura


私は桜が嫌いです。はい
なぜならば大切な人との別れの季節を象徴するからです。

歳をとるにつれて、人との別れや別離が辛く感じるようになった気がします。

日本では学校など、3月で一年が終わることが多いので桜はまさに時期が被っているんですよね。

というイメージを込めて作成した曲です。
桜なので和のテイストや音階が使われていますが、楽器的にはEDMぽいというかシンセが目立っている楽曲となっています。

裏でなっているシンセメロやトラックがお気に入りなので、ボーカルは主張しすぎずにリバーブ強めで浮遊感を表現しています。

また、冒頭のフレーズから連想できたかたもいらっしゃるかもしれませんが、80年代の洋楽ぽさも加えてみました。

季節的にもこの曲で1年が終わり、アルバムを締め括ることができたと思ってます。


終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございます。

サウンド的にも各楽曲に込めたメッセージ的にも今の自分を最大限に表現できたアルバムになったと思っています。

アルバムのティザーサイトも作成しました。
ここでは楽曲と歌詞と世界観を同時に楽しんでいただけるサイトとなっておりますので、
合わせてご確認いただければと思っております。


Romantic Getaways よろしくお願いいたします。









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