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上を向いて【笑顔へのワン・ステップ】

上を向く動作をすると、ポジティブな感情が起こりやすくなるという説があります。
これは、物理的な動作が心理的な状態に影響を与える可能性があるという考え方です。

人間の感情は、外部からの刺激や状況に敏感に反応して現れます。
この観点から、上を向くことがポジティブな感情を引き出す可能性が考えられますね。
なぜなら、上を向く姿勢は自信と開放感に満ちた良いイメージだからです。その結果、心の中にも前向きな感情が湧き起こるのです。

この情報を知ってから、私は頻繁に上を向くように心掛けています。
実際に試してみたかったのです。
最初は、少しポジティブな気分になったような気がするだけでした。
ある時は、わざと嫌なことを思い出しながら、意図的に上を向いてみたこともあります(笑
実験としての意識的な取り組みが、自分に対して滑稽に映る瞬間もありましたね。
そう、この実験を続けていることが、私自身に対して笑いを誘うようになってきたのです。

その後も実験を続けるうちに、私には不思議な変化が現れました。
まるで条件反射のように、上を向くことで笑いを呼び起こすようになったのです。
これは、まさにパブロフの犬現象です。

ある反射を起こさせる刺激と、それとは無関係な第2の刺激を同時に与えることを繰り返すと、ついには第2の刺激だけで初めと同じ反射を起こす現象。犬にえさとベルの音を同時に与えつづけると、ついにはベルの音だけで唾液 (だえき) や胃液が分泌されることなど。ソ連の生理学者パブロフが発見した。→無条件反射

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タイトル「笑顔へのワン・ステップ」のワンは、パブロフの犬を意味しています。
ワンちゃんだけに。
ちなみに、パブロフの犬という名前は、生物学者イワン・パブロフに由来しています。
偶然ながら、ここにもワンちゃんがいるんですよね(笑


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