祝・刑事部書記官デビュー

ググッと冷え込んできた今週の盛岡。
盛岡地裁の刑事裁判は4件と少なく、私も2件しか傍聴できなかったので、不完全燃焼の感はあるが、平和ということか。平山翔悟さんと加藤亮さんそれぞれ1件ずつなので、ノー片岡ウィーク。片ヲタとしては刺激に飢えるところ。


それはさて置き。
先週から?刑事部書記官デビューした古川(こがわ)純也くん。年の頃は30代前半くらいかなあ。メガネのスポーツ刈りで、強い個性はないけれど、腰が低く、朗らかで感じが良い。

今週から本格的に始動なのかしら。私が傍聴した2回とも担当されていた。
普通、開廷10分前あたりに法廷は開錠されるのだが、古川くん、初日7日の裁判は、20分前に開錠して準備をしていた。彼の真面目さや意気込みが伝わってきて、微笑ましかった。
今日の裁判では、宣誓書を手渡すのに、他の書記官の方々は検察官席の前を歩いてくるのに、古川くんは少し戸惑ったあと、弁護士席のうしろをぐるりと大回りして証言台へ向かった。
いつも傍聴していると当たり前のことも、当人にとってはすべてが初めてのことで、戸惑いと選択の連続なんだと、応援したい気持ちになった。


古川くんの長所が生き、楽しくやり甲斐を感じながらお仕事ができますよう、祈っている。


ちなみに、刑事部書記官は3人体制と理解していたのだが、古川くんが入ったことにより、どなたかが異動したのだろうか。阿部未果さん、大澤恵美ちゃん、ファッションリーダー安齋さん。もう盛岡地裁の法廷では会えないのかなと思うと少し寂しい。

コメントにはお答えしませんので、ご了承ください。