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大学全落ちしたけど質問ある?

 お久しぶりです、Bodayboです。前回の更新から早二か月、その間私は一様受験してました。まぁ結果は当然と言えば当然なんですがね・・・
 そもそも高校の卒業すら危ない状態だったので、本日卒業証書を手に取れただけでも自分としては満足です。その高揚感から久しぶりにnoteを更新しようと思い立った訳です。

 受験勉強をスタートしたのが高二の秋、通信制の高校なので毎日「午後のロードショー」を鑑賞していた私も流石に危機感を覚え、なんとか大学に滑り込めないものかと試案した結果、AO入試を利用してSFCに行こうと考えました。
 元々心理やひきこもり系の書籍を読むのが好きで、ひきこもりの社会復帰としてAO→SFCという黄金ムーブがよくあることは知っていたんですね。

 それを真似てNPO法人のスタッフになってみたりと実績を重ねてはみたものの、「AOの為に支援を踏み台に使うってどうなの?」という謎の罪悪感に押しつぶされ両方バックれ。相談員としてのやりがいや傾聴トレーニング等為になることは多々ありましたが、やはり無給はキツイ。
 これに関しては自分でも少々子供だったなと、法人のスタッフは辞めなくても良かったかな~と今では思っていますが、バックレラーとしての血が騒いでしまったのだからしょうがない。むしろ三か月もよく頑張った。

 法人で私と同時期にスタッフ採用された一つ上の先輩が居るのですが、彼は開成→アメリカの某有名大へ進学が決まったので入学までの間現場を経験しておきたい、とのこと。私があぁ、これムリだわと感じた頃から彼は休みがちになり、私がバックレる二週間前には完全に姿を消しました。
 流石に私はAOがかかっているのでバックレはまずくないか?と自問自答を重ねる中で、彼が切り開いた道を僕は歩んだ訳です。
 「頭良い人でもバックレるんだ!」と感銘を受けましたね。彼には感謝してもしきれません。

 振出しに戻った私、気が付けばもう夏休みも目の前で単位の取得すら危ないという絶望的な状況で私が出した答えは、「美大受験」。理由は、ただ映画が好きだから。
 これに関しては本当に舐め腐っているだけなので割愛します。推薦いくつか受けて全落ちしました。予備校の講師にはガチれば行けるんだからやれ、と散々言われましたがそこで行動してたらそもそも通信制行ってない。思い返せば中学からずっと言われてますね、「やれば出来るんだからやれよ」って。

 そして秋、センター試験まで残り100日というもう本当に焦らないと取り返しがつかなくなる時期に、私は普段の倍のペースで映画を観るようになります。加えてnoteのアカウントを作成。
 自分で書いててウケますけど、本当にこの数か月で出会った映画は全部面白かったんですよ。ヒッチコックに出会って恋は落雷、というフレーズがおとぎ話ではないと理解しましたね。

 それでもなんとか細々と勉強を続け迎えた一月。一年で一番楽しみにしている一月四日の昼間から夕方にかけてのNHKお笑い特番でゲラっていると勉強のサイクルに手を出せなくなり、センター当日までそれは続きました。
 いや、やっぱりこだまひびき師匠とかのりお・よしお師匠をテレビで観ると年明けたな~、めでたいな~って感じるじゃないですか。今年の11代目桂文治さんによる落語も面白かったですね、源平盛衰記。去年は確か春風亭小朝師匠でしたっけ?普段手を出さないジャンルを拝見できるのも、年末年始特番の醍醐味ですよね。

 センター当日までを振り返ると、二日に観たアラビアのロレンス良かったな~、だとかそんな記憶しかない訳で。案の定結果はお察しですよ。で、迎えた一般試験当日。
 怠け腐った私にも一つだけどうしても滑り込みたい学部がありまして、流石に本腰を入れてみたものの、結果は「残念ながら不合格です。」
 合格発表をスマホで確認した時、香取慎吾のほげ~って顔になりましたね。マジで笑うしかなかった。

 その学部には面接がありましたが、秋に受けた美大の推薦しかり面接通ったことマジでないんですよね。毎回会話は盛り上がるんだけど落ちるっていう。
 私は楽観主義なので、この結果をあぁ、君は大学に行かなくてもなんとか生きていけるから頑張れよ、という教授からの激励だと受け取っておきます。
 合格発表当日はむしろ受かっていたらどうしよう、という不安で頭はパンク寸前でしたね。中高一貫ドロップアウトした時点で親からの、特に父からの信頼値は限りなく0に近いので、学費をなんとか工面しなければならなかったからです。

 今はまだ後期を控えている受験生も多いとは思いますが、もし全落ちしたら私に連絡下さい。なんかしましょう。どうせ暇なんで、一緒に楽なバイトでも探しましょう。

 それにしても、受験当日に一校バックレてまで観た「ファニーとアレクサンデル」は本当に面白かった。クラナドは人生なんてよく聞きますけど、私にとっては本作こそが人生ですね。自腹で払った受験料の3万5千円とチケットの2千円を合わせても大分得した。

 浪人する気は全くないですが、かといって何かを学ぶモチベーションを失った訳ではないので、映画系の学習機関にでも通おうかな~とふらふらした考えの私ですが、本当に肩の荷が下りて良かった。この一年半ずっと胸が苦しかった。国立大の受験生とかよく頑張れるよな~と。私には無理ですね。

 自分の受験を振り返ってみると、バイト辞めたのが一番の悪手でしたね。生活サイクルが狂って、勉強サイクルも崩れた。一回怠けるととことん怠ける性格だと散々わからされたので、やっぱり体は動かし続けなきゃ腐るんやななと。勉強に集中するために辞めたのに、むしろしなくなるってウケる。

 とりあえずまたバイト探さなきゃ、と思いつつ面倒で仕方ないので、最低でも何か一つ習慣づけようとnoteの更新を再開した訳です。まぁ、一日で終わるかもしれませんが・・・しょうもない最低な受験レポでした。

冴えないオタクに幸を