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大人バレリーナへの道④

どうすれば「上達する」のか?


バレエを上手になると、まずはやはり

『嬉しい』ですよね。


トータルして完璧に近づくほど

いつの日か上手になれる日が来るかどうかは別として…


バレエを追究する事は

「自分の素晴らしいところ」をどんどん発掘していく事であり

その先に見えてくるものは

『より良い人生』であるのは確かだと思います。


バレエは「人間が繰り出せる最高の芸術」ですから。


…さてさて、そのバレエを上手になるためには?


幾多の素晴らしい「細かい要素」が満載ですから


とにかく『練習』をします!

『練習』なくして、上達する事はありません!


でもその『練習』は、課せられた時にだけ行うのではなく


「自ら時間と内容を定めた上で」

いつでも好きな時に行います。


練習内容を考える


やみくもに練習しても、何も得ず

時間と体力を無駄に浪費してしまう

「骨折り損の、くたびれ儲け」なのは

誰にでも想像がつくと思います。


なるべく早く手に入れたいのは

『正確さ』だと思います。


野球のピッチング練習で

「正確にボールを投げる」というのは

どういう事でしょう?


空手の突きの練習で

「正確に拳を放つ」というのは

どういう事でしょう?


バレエのレッスンで「正確さ」というと

「先生が言うことを正しく行う」と

よく勘違いされることがあります。


ここでお話している「正確さ」とは

「自分の思った通りに、事を成す」ということです。


「強さ、速さ、長さ、短さ、高さ、低さ…いろいろ」など

総じて『自分の動き』に狂いはないか?

迷いはないか?などを、自分で探ります。


「一発で、思い通りの動きを出す」には


一発やってみただけでは

良いのか悪いのかも

さっぱり解りません。


何十発放ってみても

何かをハッキリと狙っていないのであれば

「数撃ちゃ、当たりもせず、時間が過ぎる」

になるでしょう。


だから

『集中した、二発』

を練習します。


一発目に「何をしたいか?」を踏んだんに盛り込み


間髪入れずに「全く同じことができるように」

二発目を入れる。


野球のピッチングなら

直球どストライクを投げて

二発目を全く同じ場所へ、同じスピードで

同じフォームで投げる。


空手なら一発目で

ズボッと紙に穴を開けて

すかさず二発目を正確に

スポッと同じ穴へ挿し込む。


バレエなら

一発目に振り上げたグランバットマンを

まるでさっきの動きをコピーできるかのように

すかさず「同じ二発目」を放つ。


うまくいったか、いかなかったかは

自分で考えれば、よく分かるはず。


もっと上手な一発を放てるか?

「それ以上は絶対にない。その程度でお終い」と

言い切ってしまうかどうかは


『練習』を繰り返していれば

見えてくるはずです♫


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1.一発目っ!


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2.二発目っ!よしっ!◯


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別2.二発目っ、あらら?…なんか違う…?×

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