化粧品というパワー。
学生の頃からずっと、化粧品はわたしにとって「力」だった。
素の自分より、カッコ良くなれる。
もとの自分より、綺麗に見える。
使うことで威力を発揮する、いわば武器みたいに思っていた。
30代、40代と年を重ねてくると、
その「武器」は、今度は友達のようになった。
トラブルがあればフォローを入れてくれる。
嫌なことがあった時は気分もあげてくれる。
助けられたことも多かった。
そして最近、気がついた。
化粧品。
もう、親友じゃないだろうか。
なにかにつけて、強力な後押しをしてくれる。
しかも有能。
ファンデーションの粒子の細かさや
リップの潤い具合。
アイライナーの吸着の良さ。
むかしは使っていても「ふーん。こんなもんか」と気にも留めなかった、製品の良さ。
それが、いまのわたしには
感じられるようになった。
本来の化粧品の真価とは、こういうものなのかも知れない。
有能さは、必要とする人にしか感じられないのかも知れない。
だから、実はいまの方が、化粧品が楽しい。
それを作る人たちの情熱を感じたり
研究者の努力に想いを馳せたりするとなおさら。
わたしと似たような歳の人たち。
今、化粧品、面白いよ。
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