見出し画像

01_はじめに

 『モルモン書』は宗教書です。副題にもありますように「イエス・キリストについてのもうひとつの証」です。

エズラ・タフト・ベンソン大管長は, モルモン書の目的について次のように述べています。

「モルモン書のおもな目的は,…『ユダヤ人と異邦人に,イエスがキリストであり,永遠の神であり,すべての国民に御自身を現されることを確信させるもの』です。誠心誠意で真理を求める人は,霊感あふれるモルモン書の言葉について祈りながら深く考えるなら,イエスはキリストであられるとの証を得ることができます。モルモン書の聖句のうち半分以上は主について述べたものです。キリストに対する様々な呼び名の中には,新約聖書よりモルモン書に頻繁に出てくるものもあります。モルモン書の中で,主は実に100以上の呼び名で記され,それらの呼び名には,イエスの神性を示す特別な意味があります。」

(「キリストのみもとに来て」『聖徒の道』1988年1月号,90参照)

 「モルモン書」は, イエス様が確かに神の独り子であり, 全人類の救い主であることを示しています。それが主な目的であり, 「モルモン書」を記録した預言者や記録者の意図しているところです。しかし, 「モルモン書」は, 指導者の説教集ではなく, イエス様に従う人たちによって, その福音の教えや儀式, 救われるための諸原則等が日々の生活の中の証として書かれた書物です。

ですから, この『モルモン書にみられる先人の知恵に生きる』は, 特に「神」や「隣人」「自分」などの対人関係に焦点をあてて, 当時の聖徒たちが, 福音の教えや原則をどのように日々の生活に応用していたのかを考察しつつ, 現代に生きるわたしたちが幸せな生活を送るためには, いにしえの聖徒たちの生活の知恵や模範, 失敗から何を学ぶことができるのか, 何をどのように築いていく必要があるのかを考えてみました。

 わたしたちが存在する目的は, 「喜び(JOY)」を得るためです。(2ニーファイ2:25参照)ほんとうの喜びを得, 幸せになっていくためにはひとつの法則があります。それは英語の「JOY」という言葉に関連があります。OYJ, YOJ, JYOなど同じアルファベットを使っていますが, ほんとうの「JOY」ではありません。正しい順番にアルファベットが並んだときにはじめてほんとうの「JOY」という言葉であるように, 私たちの生活の中で得られる「JOY」も正しい優先順位が確立された時にほんとうの「喜び(JOY)」を得ることができます。

 (ジェー)というのは, 私たちが信じているイエス様をあらわしています。英語でJESUSといいます。(オー)は, 家族やお友達, 全然知らない人たちも含む私たちの周りの人々, OTHERSをあらわしています。(ワイ)は, あなた自身, YOURSELFをあらわしています。

 それでは, 正しい順番のJOY(ジェー・オー・ワイ)とは, どのようなものなのでしょうか。

最初のJ(ジェー), それは, イエス様とその教えについてよく知ることによって, 正しい行動規準を身に付け, イエス様の模範に従って幸福への考え方やものの見方、そして、それを実際に実行する力をいただくということです。

O(オー), それは, 家族やお友達, 全然知らない人たちも含む私たちの周りの人々の幸福のために思いやりを示したり行動したりするということです。

そして, Y(ワイ), それは, ほんとうの自分の価値と可能性を再認識し, 喜びと平安を得, 永遠の友を得て, 素晴らしいあなた自身を見出すということです。

 (なるべく😆)毎日1つの記事を投稿しようと思っています。この『モルモン書にみられる先人の知恵に生きる』の投稿記事が皆様の日々の生活の中で「喜び(JOY)」を得るための一助となればと願っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?