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【イースターアドベント②】月曜日:いちじくの木のエピソード&宮清め 

今日は最後の1週間の第2日目。
この日、イエス様は、実のなっていないイチジクの木について語られ、2度目の宮清めを行われました。(マルコ11:12-26)
 
この日、ベタニアからエルサレムに入ってこられる途中で、イエス様は、実のなっていないイチジクの木の前で弟子たちに「偽善」について教えられました。
 
そして、エルサレムに入られ、イエス様は、依然として神殿で行われている様子をご覧になられました。神殿は、至聖所を中心として、その外に「イスラエルの人の庭」があり次に「婦人の庭」があり聖所を形作り、この聖所の外側に「異邦人の庭」がありました。その異邦人の庭で、両替商や商売人たちが商売をしていました。両替商というのは巡礼者たちの外国の貨幣をユダヤの貨幣に両替する人々であり、商売人も犠牲として捧げる鳥や動物を扱う商人でした。これらの商売は神殿礼拝において不可欠なものでした。でも、問題がありました。彼らは適切な商売をするのではなく暴利を得ていたのです、イエス様は、そういう状況をご覧になって、鞭をふるって彼らを追放し「『わたしの家は、祈りの家ととなえられるべきである』と書いてある。それだのに、あなたがたはそれを強盗の巣にしている」(マタイ21:13)と言われ、主の宮での正しい礼拝と心の清さを強調されました。
 
この2つの出来事は、イエス様が、わたしにクリスチャンとして、心の内面的な清さを保つために、自分の心の中をもっと吟味するように促しておられるのだと感じます。わたしの心を神の宮として、わたしが語る言葉と思いを聖め、自分の内側に神様が喜ばれない考えや思いがはびこらないように保ちたいと思っています。

M・ラッセル・バラード長老は、心の中を吟味する方法として次のように述べておられます。

「定期的に時間を割いてこう自問する必要があることに気づきました。『わたしは,どれほどできているだろうか』と。それは人しれず行う自分自身との個人的な面接のようなものです。この個人的評価を行うときの指針として,わたしはアルマ書5章に書かれた内省的な言葉を読み,よく考えるようにしています。」

(M・ラッセル・バラード「戻って受ける」 『リアホナ』2017年5月号,p.64)


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