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新しい何かをだしていきたい。メーカーフェア台北に向けて #MakerFaire

明日からメイカーフェア台北で展示します。

なんですが、絶賛ホテルにて明日の展示に間に合わせるように開発しています・・・という状況。

新作、を思いついてしまったら、マイルストーンとかスケジュールとか、抱えている受託仕事の数もお構い無しに突っ走ってしまった結果、今に至るわけです。

多分、なんとか間に合うと思います。多分・・・・(汗

今回の出展品は2つ。

Magical Music Cat(台北バージョン)

Voice Drum(新作)

になります。

音楽を楽しむのにつながるモノ

何か作る時に考えるのは、「音楽を楽しむのにつながるモノ」が作れないかというところから始まります。

そして、それが音楽の経験や知識がなくても始められ、楽しい!と感じられるモノであって欲しい。

じゃあ、それは一体どういうものであればいいのか、というのを毎回試行錯誤しては、作っています。

メイカーフェアでは、試行錯誤してできた試作品を展示して、きてくれた人の反応をみて、どこが楽しいと思ってもらえるのか、どこが、飽きてしまうのか、つまらないと思われるのか、ということを教えてもらっています。

Magical Music Cat(台北バージョン)

「家のリビングの机が、楽器になったら楽しいんじゃない?」

じゃあ、リビングの机を改造せずに。叩いていろんな音を出せるようにするにはどうしたらいい?

そこで、生まれたのが、どこでもマリンバ(東京バージョン)でした。

しかし、これは、板にフェルトを貼ってあったので、タネも仕掛けもあるように見えてしまったので、「見せ方に失敗している」という意見をいただき、シンガポールに向けて、原理は一緒だけど、見せ方を作り直そうと、生まれたのが、Magical Music Cat(シンガポールVer)です。

透明なアクリル板なのに、叩く位置によって音が変わる!!

のと、このネコが気に入ってもらえたのか、シンガポールでは子供たちに人気でした。

仕組みは、ネコの耳につけてあるマイクがミソです。

ここで、板の振動をとり、叩かれた位置によって変わる振動の波を機械学習させて、叩く位置によって聞こえる音階を変えています。

音が鳴るときの賑やかしに、目にLEDをつけて七色に光るようにさせています。

さて、そして最新のMagical Music Cat (台北Ver)。

周りにLEDをつけて、全体を光るようにしてみました!

あと若干、機械学習の部分のチューニングをしています。

細かいところでは、大きなマレットで叩くのは、子供にとって大変そうだったので、短めのマレットを買ってきました。


Voice Drum

さて、これが新作な訳ですが、まだ完全に動いていませんw(本番まであと15時間ですよ!!)

ドラムを構成するメインの3つの楽器の音

・ バスドラ

・ スネア

・ ハイハット

の音を、リアルタイムで自分の声と置き換えて遊べる、というモノ。

マイクに向かって「タンタン」「シャン」「わん」「にゃあ」「ふー」など、何か一言吹き込んでもらえると、その声と、バスドラの音が置き換わったり、スネアの音が置き換わったりします。

打楽器を歌う?ビートボックス?のようなことが誰でもできてしまいます!!


・・・というのが完成するハズ・・・・・


というところで、ホテルでシャチョーが絶賛開発中です。。。

フクシャチョーは他の仕事と広報担当ですが、できるのかどうか、今回もドキドキです(涙目)


今年初めて出展して、そして、3つ目のメイカーフェア

今年は、初めてメイカーフェア東京に出展。

その勢いでメーカーフェアシンガポールに出展し、そして、まだ申し込みできたメイカーフェア 台北にまで出展申し込みをして、そしてきてしまいました。

まさにメイカーフェア 元年w
何がそうさせているのでしょうか?

新しい刺激にあふれていて、そして、自分たちも新しい刺激を出す側にまわることができるから。

かもしれません。

そして、いつでも、どこでも、次に作るモノを考えるようになりました。

どうやったら楽しいとか、おもしろいを作れるか。

もちろん、それだけでは、製品にしていけないことは重々承知なのですが、でも、それ、が一番はじめに作れていないと製品にまで持っていけないとも思います。

まだ、初めの一歩を踏み出したばかり。

これから、これから。

まずは明日、明後日と楽しんできます。


FirstFourNotesという小さな会社で、音楽+ITで新しい音楽の体験を生み出したいと、シャチョーと2人でプロダクト開発中です。いただいたサポートは、部品購入や基板製作に使わせていただければありがたいです!