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MakerFaireSingapore day3

私にとっては、初めての海外での展示会でした。2日半、立ちっぱなしで英語で説明し続けるのって、かなりハードでした。

最終日が終わって、もうやりきった感満載。今日は、ちょっと最後に色々と感じたことを書いてみます

疲れててかなり話題が飛びますが・・・

英語はなんとかなる

事前にスクリプトと重要な単語は調べてはいたのですが、初日はたどたどしく説明していたが、聞いている人が、私の言った単語の言い換えをしながら理解しているのを聞いていると、

「あ、そう言えばいいんだ!」

と気づいて、時間を追うにつれ、説明スキルが上がりました。

説明がうまくいかなかった部分は、ググって次に生かす、をグルグル続けると、次第にどう説明すると、相手が「I see.」というポイントにたどり着くのが早いのかが、わかってきます。

駆け回る子供の数が半端ない

メイカーフェア東京も子供が多いイベントですが、シンガポールでは、前のめりで駆け回り、好奇心いっぱいで突っ込んで来る子供達でいっぱいです。

その分、プレゼンテーションもやりがいがあるのですが、

「Machine Learning」や「Sensor」などどこまで、彼ら彼女たちがピンと来るのだろうかという手探り状態でした。

ただ、今回作った、アプリの鳥さんキャラクターや、猫のキャラクターが、子供たちにとても人気だったので、イラストや漫画を描く身としてはとてもうれしかったです。

やはり、その鳥が動く、猫からフィードバックがくる、っていうのがポイントですね。自分が何かしたら、確実に帰って来るフィードバック、これは何よりも大事だと今日もかみしめました。


・・・ま、ただ、元気一杯すぎて、展示物をかなり、ほんとにかなり乱暴に扱われます。それに気を配って、あまりひどいと止めに入ったりしていたのですが、一回断線されてしまい、スペアに取り替えました。(予備ができるものは予備の準備や修復できるように工具を持っておく必要があります)


これいくらなの?今、買えるの?アプリはダウンロードできる?


この質問が、特に子供を連れたお母さんから多かったです。少なくとも7〜8人くらいから聞かれました。

ということは、いくらを想定しているかわからないけれども、お金を出す価値がある、買いたいと思われたのでしょうか。

ハードウェアは商品化までの深い深い死の谷を超えていかないといけないので、今まで作ったものは全てデモンストレーションで終わってます。

どうやったら商品になるか売れるかという商魂をもっと磨かねばならないのかも・・・

ハリボテだけど動いたタマゴ

シャチョーが、シンガポール入りしてからも、睡眠時間を削って、そして会場でもギリギリ調整してくれて、プロトタイプNo1バージョンの「Magic Music Egg」、動きました。

こちらは、超音波の波形の変化を学習させて音を出すものですが、

ほんとは、タマゴに開けた穴を塞ぐパターンで学習させて変化させるつもりが、うまくいかず(どううまくいかなかったのはシャチョーに後で確認)、

私がたまたまスーツケースにつけていた、日光のお守りの猫を上下させることで音を変化させています。


これが、かなりツボにハマってくれる人が多かった。

怪我の功名?というのでしょうか。精度的に言い出すと、うーんな感じなのですが、ブースに来て見た人からは、「Wow !!! Cool !」という言葉をたくさん聞くことができました。


2つのメイカーフェアを終えて

ぐっすり寝れる・・・

です。

メイカーフェア東京での反省を踏まえすぎて、わずか一週間ちょいで、作り変えるのは、よくやりましたね・・としか言いようがありません。

これで食べてはいけないので、受託開発もきちんとこなして信用と実績の弊社!ってやらないといけない両輪爆回し状態。

メイカーフェアにあまり残念なものも出せないし・・・

で、寝れません。

シニアスタートアップがそんな無理をしてはいけないと思うのですが、創立以来ずっと背伸びしまくっています。

次はこんな無理なスケジュールや、やりたいこと詰め込まない!!って開発している最中は、文句タラタラなんですが、実際、終わってみると


背伸びしてよかった。楽しかった。


という感想に落ち着いているんですね。あんなに辛かったことを忘れるのでしょうか・・・


とはいえ、行きたい場所はもっと高いところにあるので、これからもずっと背伸びして行くと思います。


さて、今日はこの辺りで。

それでは、おやすみなさいw






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