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靈氣の真髄「五戒」の解説 -業に励め

靈氣の真髄である「安心立命」の境地で生きるとはどういうことなのかを教えてくれる靈氣の「五戒」の教え。

この記事では、「今日だけは」について深堀して解説していきます。
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『善悪の二元論の世界の、そのまた上の世界では、善悪すら包み込んで、どちらも内包し、どちらも存在しないということ、そちは知っておろうの。そちは、そこから来ておろう。そのことを知っておるであろう。

なら、なぜその視点から世界を見つめん。楽になるぞ。』


「難しいんですよ。
人としての私がいて、母としての私や、職場での私、娘としての私、エネルギーとしての私、魂としての私、過去世の私、宇宙人の頃のことを覚えている私、神話とシンクロしている私、もっと大きな大御靈としての私。

たくさんの私がいて、それぞれマトリョーショカみたいに、内包されて重なり合っているんだけれど。一番大きなところと繋がったら、一番小さな部分が疎かになる氣がする。どうすれば、大きな部分と繋がりつつ、小さな部分とも繋がれるのか。そこをアラインさせる方法がわからない。」


『枝葉の先の一枚の葉でありながら、どうやって枝でもあり、樹でもあり、そして大地や光や空氣や水であることができるのか、ということじゃな。

そちの手を見てみよ。

手は、そちの一部じゃな?わかるな?手の中に宿る細胞のひとつひとつも、そちじゃな?わかるな?そして、そちは手であり、同時に身体全体でもあるな?これは分かるな?そちは、自分という存在でありながら、同時に手になろうと思うか?手を使うとき、己が手にならねばと思うておるか?』


「いや、思わないです」


『そうじゃろ。それは何故じゃ?そちの一部である手は、なんのためにそこに存在する?』


「使うため。ツールとして」


『うむ。そういうことじゃな。
だから、そちを形作るすべての段階、次元の御靈や、物質としての肉体も、それと同じことじゃと、これ、理解できるな?

じゃからの。すべてお役目じゃと引き受けたら良いのじゃよ。すべてはそちの内にあるじゃろ。それは知っておろ。

母君を愛することもお役目。
母として子を慈しむのもお役目。
人々を癒すのもお役目。
自分の内なるものと向き合い紐解いていくこともお役目。
思い出すこともお役目じゃし、
こうして繋がり、言葉をおろすこともお役目じゃ。

お役目じゃないことなど存在せぬこと、分かるかえ?』

『そちは、枝葉の先の葉の役目に没頭したら、大局の樹全体や、それを形作る土や水や光や空氣としての自分の役目を全うできぬのではと、恐れておるな。だが、重なり合う御靈のお役目が相反すること、繋がりおうておらぬことなど、ありえんのぞ。

なぜなら、すべてはひとつじゃろと申しておろ。

そちは、枝葉の先の葉であり、同時に大樹すべてを形作る土であり、光であり、水であり、空氣なのじゃ。自分を一枚の葉じゃと思うて、そこにしがみつくから、苦しくなるのじゃな。
⁡⁡
手と同じじゃ。自分を手と思うのではない。
手は自分の一部じゃが、手がそちの全体像ではなかろうな。手は使うためじゃと申したの。では、葉としての自分も、使えば良いのじゃよ。葉に意識があると思うておるから、混乱が生じるのじゃ。

これ、理解できたかの。この理、わかりやすく説明したぞ。わかったであろうの。』


靈氣の教えに「今日丈は、業に励め」という言葉がある。「業」とは、自分の使命や天命のことだとずっと思っていた。自分の魂がやりたいと望むこと。生まれてきた理由。やらねばならぬお役目。

それだけに集中して生きていけたら、どれだけいいだろう。とは言え、ここは地球で。生きるには食べたり寝たり、お金を稼いだりしなければいけない。子どもがあれば、子どもが求めることに応じたり、親としての責任やら何やら色々なしがらみがある。

やりたいことと、やらねばならぬこと。そのバランスをどう保てばいいのか。自分勝手にならない範囲で、自分の使命や役割をまっとうするにはどうしたらいいのか。それが、過去2年ほどのテーマであり、人生の難問だった。

ある夜、「それ」と、自然に会話が始まった。名前は知らない。教えてくれなかった。そんな枝葉に氣を散らしている暇があるなら、もっと他にやることがあるだろうと言われて。

「それ」との会話は、その時には解らずとも、時間が経つほどに意味を降りなし、その深さと、それが真実であるということに思い至る。そういうことか。少しずつ、ベールが剥がれていって、進むたびに理解が進むのは、この宇宙の法則らしい。

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