見出し画像

テンションの高低差

 やってる時はテンション高く、何でも出来るような気持ちにはなるが、
やり終えたあと、その後、色々と考えるとテンションは低くなる、
取り掛かるにかかってテンションの高低差が明らかに出てくるのが、
自分の特徴でもあるので、そこを分かっとかないとなかなか作業とは、
いかないわけである。

 あと分かりきったことだけれど、
このテンションの高低差を許容してくれるかどうかで、
僕自身が役に立てるかどうかも決まって気はする。

 相手の人がこちらのやりたいことを分かってくれる可能性は、
本当に微々たるものであるし、また自分がこれなら出来ると、
思ってることを相手に伝えられてそれを継続出来たなら、
それこそ嬉しいことは無い。

 けれど、分かってはもらえないだろう、
今の作業所はミシン工房、絵を描くことは基本、
就労の役には立たないとお終いになる。

 お金にならなければ仕事にならない、
お金を作り出す力、産み出す力が無いと判断されれば、
絵をいくら描いてもそれは趣味でしょと断じられるのが常、
となるとアイロン掛けやミシンのほうがお金に直結すると、
そういう話になるのだが、僕は前例を作るべきだと思ってる。

 どちらにしてもミシン工房の商品が飛ぶように売れることは、
早々無いようで、販売している場所も限られていて、
かつ蚤の市などで時々販売しているという現状なので、
元々、販売に関して力が入ってるというわけでもない、
どちらかというと介護ヘルパー事業、ケアプラン作成、
就労継続支援b型を継続すること、それが中心にあるようで、
商品は作っても、販売の道は細い感じで、
人の少しずつのつながりに販路を見出しているようで、
ある種、現段階で販売のほうは限界を迎えてるといっても過言ではない。

 何せ、一階が事務所、二階が作業所という具合であるから、
通所していても、販売の機会が少ないというのはよく分かるし、
何より商品制作もそこまで量産という形ではない、
個人が出来る量も限られているので、
やることはかなりばらけている、
内職が多い時は内職をやり、外の会社の梱包を手伝う時は、
そちらの梱包をやりという形であって、
何かひとつのことに投資できる環境かと言われると、決してそうじゃない、
要するに目標がまだ決まって無い感じで、就労継続支援b型を継続してる、
そんな感じであるから、始まってまだ五年経ってない事業所としては、
もう少し柔軟に仕事を作っていき、商品も作って、
販売する流れを確保できることが大事なのではないだろうかと、
ちょっと不安になってきている。

 僕はポストカードを作ったりしてる就労継続支援b型もあることを、
なんとなくネットで調べて知った、といっても、
そこに関しては詳しくないが、絵やイラストを商品化することと、
色んな会社と提携することなど上手く出来ているようではあった。

 そういう例があるなら、どこかで学ぶ機会があってもいいと、
おもうところがあるのと、僕としても絵を仕事にしてる障害者、
というのに興味を持った次第であって、
僕も絵を描くのでそこをなんとか評価してもらいたいと思ったりしてる。

 仕事を選ぶなわがままいうなとなると、
自分がしてきた経験、絵に活かせないってことになる。
 それは精神の負担になる、絵が描けてるなら楽なのだ。

 とはいえb型で出来ることは継続の支援であって、
仕事の斡旋ではないし、何より継続が力になるという具合だろうから、
僕もまだまだ分からないことの方が多いので、

 迷惑承知である程度、動いていこうかなとは思った。






おしまい

いただけるなら、どこまでもおともしますとも!