直情的な人間だもの

 性欲が強いのも人間だからだし、生理現象に悩まされるのも人間だから、
生理現象、割に強い勢いを持つから、尿意とか、最近強くなってきたな。

 でと、
水泡超女スーパーウーマンアクアの宣伝をとりあえず入れといて

でも、これを入れても、検索した記事の欄には表示されないし、
実際、記事を開くまでが、運命を分けるから、
あんまり宣伝になってるのかは分からない。
 それでも、今描いてるのを次に発表するまではつきまとってくるんだ。
 なにせ、アピール出来るものがまだ少ないんでね、うん。

 僕は、成功したいとは思う、ただ勇気が無い、
すぐ諦めるし、眠い時は眠い、
成功者は寝ないとか、天才の基準でものさしで、
見られれば、なんだって劣ってるし、秀才の視点からすると、
怠惰、怠惰、怠惰だ、

 でと、今日、作業所から帰る途中で思ったことなんだけど、
人間って進歩する度にどんどん自分を追い込むようになってるよね?
 これは誰かの記事で読んだこともあるし、おぼろげ記憶してるんだけど、
たとえば、僕たちは照明がまだ出来上がって無い頃は、
夜が来たら、真っ暗なわけで、とっとと寝てた生き物だ、
その分、朝が早かったのかもしれないけど。
 それが照明が出来た途端、パソコンが出来た途端これだ、
いきなり皆、夜12時を回っても、働けるようになっちゃった。
 天才や秀才なら徹夜も平気でするし、超人なら寝ない、
モチベーションを保ち続ける事の出来る人間は、
部屋の中で照明を浴びながら延々と作業をし続けてる。
 しかも今度はそれを倍速で、更に早く倍々速でと鞭をうつ、
正直やってらんない、しかもそれが当然であるかのように望むし、
皆、他人が陰で努力してることを前提でお話をしまくる。

 実際は陰で努力してるんじゃない、エネルギーを消費して、
照明をこうこうと照らして、出来る作業を効率化して、
パソコンでよりスピーディーにこなしてるわけで、
そんな状態を見て、ショックを受けないわけがない、
これははっきり言って異常な進化だ、しかも退化は許されない、
人類は進歩するほどに自分を追い込みにかかってる、
そりゃあ自殺して当然だ、人間のレールから降りたい僕からすると、
誰もが自殺を目的として働いてるとしか考えられない、

 技術革新前は、夜6時きたら、もう日が沈んでるし出来ることも、
限られてたはずだった、そっから100年過ぎたら気付いたら、
ビルは沈まぬ太陽でいつまでも明かりがついていて、
そこで永遠に作業を続けることの出来る環境が与えられて、
皆がハイペースでこなすのが基本となって、連帯をしめすことが、
何よりだってなっちゃってる。 どこもかしこも工場みたいだ。

 そら煙は吐かなくなってクリーンになったかもしれないよ、
でも本質は何も変わっちゃいない、動き続けるマシンがあって、
そのマシンのペースについていかなきゃいけない、
そのマシンは物流だとか時代の流れだとか、荒波だとか、
とにかく最先端のマシンで誰もが競い合ってそれを乗りこなそうと、
必死になってる形相を見せ合ってる。
 もし、誰かが、このマシンのスピードについていけなくなったら、
人間じゃないとジャッジされて死んじゃう、随分なディストピアだ。

 誰かが目指した未来ってのはこんなのだったのかな?
日がさして辺りが明るくなったくらいに働き始めて、
みんな、同じように腹が減って、腹を満たすために一日歩きまわって、
お腹いっぱいになったら一日が終了、明日に持ち越す財産も蓄える。
 ゆったりした流れの中に人間性があったはずなのに、
今じゃ効率が最優先で、もっとはやくもっと確実に万人に届く、
武器を鍛えなきゃならなくなっている、恐ろしいね、本当に、
そして、気付いた時にはタグだ、
僕らは大量のタグで管理されてて、そのタグを自分にはっつけて、
配送することで、自分の意見を周りの人に大量に頒布し、
網羅し、それで人目を引かなきゃならない、
今度も今度で、結構苦労する、確実に周りの人が、
応援してくれるとも限らない状況で、
皆が皆、揃って首を揃えて、タイピングを始める。
 それが救いの術だとしてみんなおんなじように、
行動を始める。 それがまた自分たちの首を絞めようが、
お構いなしに、ガンガン攻めるし、ガンガン推してく、
推進していくパワーは強くたくましく、
概念上は立派、理想形に近くなったと褒め称えるのかもしれない、
しかし実態は過重労働、人間の全身に及ぶいくつもの負荷を与えて、
ガキンガキンと音を立ててきしむ全身、

 そう、確実に人は人を殺しにかかってる、
皆、意図せず相手を殺しに掛かる動きに出てる、
相手の行動を封じ、相手の言動を封じ、相手の先を読んで、
相手より一歩でも先に、自分の秀でたところを武器にして、
皆、大真面目に人殺しの勉強をしている。

 それを褒める、学校の先生も、親御さんも、みんな褒める。

 時代が進歩するにつれて、人間は豊かになり、
文明が発展するとともに人殺しなどなくなるはずなのだが、
どうも皆、頭のネジが外れてしまったのか、
殺しに掛かる、アクションを起こしてると思う、
今日も殺し文句を考えてるし、明日も誰かを魅了しようとする、
明後日には何人もの人を廃人に追い込んで、週末には、
確実に人間の死体の山が出来てる、それを働いたと言って誇る。

 ここいらでもう、やーめたとなるのが自然の摂理というもんだ、
僕は少なくとも辞めるぞ、辞めるアクションを起こすぞ、
そのアクションが自分の首を絞めることにつながると言っても、
人間の業から逃れるためにはいち早くやーんぴという必要があるぞ、
まて、これはレースじゃない、皆一斉にどこに向かって走りだすんだ?
僕はレースを手配したわけじゃないし、君たちにレースを化したりも、
参加しろとも言ってない、なんでみんな話を訊かないんだ?

 あたりまえである。

 みんな話しあうより先に、
書類の山を作って投げつけてるのだから。


おしまい

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