「光」

木の葉っぱに遊んでる光を見てると
ふわふわ、ふわふわしてる
小さな妖精に見えてくる。
あっち、ちょろちょろ
こっち、ちょろちょろ
こっそりと、小さな舞いを振る舞い
ながら。

誰にも見られなくても
自分の気持ちのままに
楽しそうに遊んでる光

楽しそうだね。と話しかけると
どっか行っちゃった。

君は、随分と窮屈そうだね
ぼくらみたいになってけば。
の言葉をのこしながら。

自分にとって作るって何だろう。
と思う。
何か描けなくなって
自分の中に迷いがある
自分の体に色々引っ掛かりがあって
何となく苦しい。
光を浴びると感じが良くなる。
引っ掛かりが無くなると
スゥーッと、画材に手が伸びて
描けるようになる。
感覚的に不思議だなぁと思う。

文章も同じ事。
自分の胸の中から溢れるものを書こうと
思って始めた事なのに。

どこかで、
人の目をとても気にしている
自分が居る。
その事が
今はとてつもなく恥ずかしい。

その事を光に教えてもらったんだ。
ありがとう。光さん。