あまり器用とは言えない、
不器用な自分が
個展を開くまでの一年間を、
文章にしてみたいと思った。

（また、変な事を考えているし・・・）

今更ながら、自分で個展をするなんて、
考えた事もなかった。
訳の分からない世界に、
急に自分から飛び込んだ感じ。

この「タイトルの日記」も、
突然降って湧いたように思い付きで
書いている。

自分で、出来ると思ったから
始めたようでいて、そうでないようで。

身近な人に話すと、とても喜んでもらえて
それが、自分の喜びになって
次のアイデアを思い付いて。
それを、燃料にして先に進む事が
出来ているような気がする。

先生に言われた事
「あなたの絵を見ていると
僕は、暖かい気持ちになって
癒やしを感じるよ。
たくさんの人に、絵を見てもらう事が
出来るといいね」

その事が、
どれくらい、
深い意味を持つ言葉か
最初は、よく分からなかった。

最近になって、
「長く時間のかかる
課題を与えられたんだなぁ」
と、しみじみ思う。

今日は、温泉に行って
途中の神社の御神木に、会いに行く。
いつ行っても力を貸してくれる。
「頑張るね」
と小さく声をかけて出て来る。
風がソヨソヨと吹いてくる。