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ぐつぐつ煮込む

自分をぐつぐつ煮込んでいく。ひたすら煮詰めていく。泡がポコポコ出て柔らかくなるまでぐるぐるかき混ぜながら煮込んでいく。叩いてのばしたり、ぎゅ〜っと引っ張って丸めて叩きつけてみたりする。

あの頃はもっと不自由で、先が見えずとも描くことに夢中になっていた。もっと描くことがスリリングだった。頭ではなく、身体で良し悪しを感じ取っていた。狭い価値観や自分自身への評価を覆したかったのだと思う。思えばいつだって何か見えない壁にぶつかった時、シンプルに身体を動かし、汗をかいて突破してきた。

もう一度描くことを自分の手元に戻さなくてはならない。

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三科琢美 Takumi Mishina

心の中に生じる世界を、紙の上にペンや鉛筆を使って描いています。 つくることによって生まれたことばをありのままに記録していこうと思っています。 http://mishintakuan.tk
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