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我が家のキッチンにある「今年買ってよかったもの」

2018年も今日を含めてあと5日。
今年の12月は例年よりものんびりと出来る見通しだったのに、なんだかバタバタしちゃった上に、昨日、歯が欠けてこんな年の瀬に歯医者の予約を取りました。
なんだよー!と思いつつ、いや、歯は大事、ずっと美味しいものを楽しく食べて生きていくためには、歯は本当に大事!!
今年の欠けは、今年のうちにとりあえず手を打っておかなければ(涙)

さて、今年もインスタグラム をメインに 、noteのマガジン『いつもの朝ごはん』・『美味しい記憶』(←後半かなりサボった💧)に「食いしん坊な我が家の食事情」を記録してきましたが、ここで、今年購入したキッチン周りの「買ってよかったもの」を振り返ってみようと思います。


●「生活のたのしみ展」でゲット! 木のスプーン

恵比寿ガーデンプレイスで開催された「ほぼ日」のイベント。
訪れたタイミングで雨が強くなりはじめ屋外の店舗が屋内に移動になったり、、、となかなか大変な状況の最中だったのですが、そんなワイワイの中で見つけてきた1本。
その時のことを書いたnoteにも、「これで豆のサラダとかをとりわけたい」と書いているのですが、そういう用途にも、また調理自体にも使いやすくてよかった^^

我が家は夫との二人暮らしなので、スープも煮物もあまり大鍋でどーんと作ることがなく、朝食用のちょこっとスープならば直径13センチ、夕飯用の汁物は16センチ、肉じゃがのような煮物ならば18センチがスタメン鍋。
そんな鍋たちにサイズ感として、とてもなじむスプーン♪

ちなみに、朝食のテーブルにのるとこんな感じ。

ラザニアを取り分けています。
使ったら、洗ってしっかりと乾かすこと。そして、時々はオイルを塗り込んでお手入れしながら、長く使っていきたいなぁと思っています。


●「NODE」で購入 木工家:酒井航さんの縞黒檀箸

ゴールデンウィークに帰省した際に、どうしてもこのお店に行きたい!通販もやっているけれど、実店舗に行きたいのです!と夫を口説いて訪れたお店で一目惚れをして購入しました。

NODE」さんのことは、元々インスタグラムで見ていて、シンプルでシックだけど、ちょっと一癖あるようなデザインの器に憧れていました。
そして来店。最初から狙っていたプレートを2枚、大鉢を1個を購入したのですが、ディスプレイされていたこちらのお箸を持ってみたら、すごくいい!

細身でとても繊細な、それでいてしっかりとした感触、手応えがあります。
店頭にずらっと並べて売られているお箸って、袋づめされていたり、ひと揃いがしっかりとテープや帯でまとめられているので試せないですよねぇ。
ちょっと重いとか、握りの部分が太いとか、箸先がやたらすべるとか、、、自分好みの「これ」というお箸に出会うのはなかなか難しいのかもしれないのですが、こちらは持ってみて、すぐにしっくりきました。

箸を使う所作までも美しくしてくれそうな、お箸。
そして料理の写真を撮る時など、盛り付けをちょっと修正したい、、、というような繊細な作業が必要な時にもこの先の細さが活躍します。とてもお気に入り♫


●「GLOBAL」シリーズの包丁 牛刀とペティナイフ

牛刀は20センチ、ペティナイフは13センチ
この2本が加わって、我が家のナイフは以下のようなラインナップになりました。

購入前は、真ん中にある包丁と同じようなサイズで、結婚式の引出物カタログから選んだ包丁があったのですが、あまり作りも良くなく、そろそろ限界、、、そして、同じようなサイズのものが2本あってもなぁ、ということで思い切って購入。

牛刀といいつつも、塊肉をじゃんじゃん切るなんてことはほぼありませんが、20センチという刃渡りがあることで、お刺身を切ったり、それまで一気にカットできなかった大きさの野菜(丸ごとのキャベツや白菜、かぼちゃなど)がとても切りやすくなりました。
18センチと迷ったけれど、思い切って20センチにしてみて良かったな。

そして、ペティナイフ13センチ。
このペティを購入するまでは、細かな作業は全部、ヴィクトリノックスのパーリングナイフで済ませていたので、刃渡りも重さもいきなり変わって、最初はうまく握り込めなかったりしたのですが、今では、このペティナイフが私のスタメン包丁。
基本的になんでもかんでも、このナイフでじゃんじゃん刻んでいます。

もともとヴィクトリノックスはパン生地にクープを入れたり、パイ生地に模様をつけるために購入したもの。でも、かなり使えます!
ちっちゃいナイフ、ためしに購入してみたい!という方にはまずはこちらが個人的にはとてもオススメです^^

オススメついでに、さらに言いますと、、、ヴィクトリノックスはこの2本セットで購入していたんですね。購入履歴をみたら2014年11月だったので、もうかれこれ、、、という使用期間なのですが、全然問題なく使えています。

波波ペティナイフとパーリングナイフの2本セットで、当時はAmazonで、
1,100円くらいだった模様。衝撃の安さ!
今はちょっと値上がりして1,380円くらいのようです。
波刃のペティ、信じられないくらい気持ちよくトマトがスカッとカット&スライスできます!このお値段なら、そのためだけに買ってもいいかと思えちゃう。(あれ?ちゃわない?)
2014年の購入だなんて、全然「今年の買ってよかったもの」じゃないけど、これがあったからこそ(の?)今年のペティ購入だったと思うことにします。

そういえば、スープ作家の有賀薫さんも「今年買ってよかったもの」の中で包丁を紹介していらっしゃっいました。

日本の刃物といえば、岐阜県関市!
有賀さんの記事をご覧になった方々が「包丁、どれにしようか迷っていたけれど、それにします!」なんてTwitterなどでもつぶやいていらっしゃって、岐阜県出身者として、ひっそりと喜んでいたのですが、そういえば、うちの包丁も関のものだったな、、、と。

結婚して上京したときに、両親に持たせてもらったのが、最初の写真の真ん中に写っているコチラでした。
刃物屋 三秀」さんのもの。どうやら通信販売はされていないようです。
東濃地方は陶器も有名で、土岐市や多治見の陶器市も例年大盛況ですが、関市も近いので足を伸ばして『関刃物ミュージアム』まで、ぜひ。
三秀さんの包丁もいいですよ!!(今年買ったものじゃないし、ましてや自分で買ったものじゃない、そして私は西濃地方出身だけど)

脱線ついでに、もう1個。というか、もう1本。
我が家のパン切り包丁も、関のものでした♪
志津刃物製作所」さんの “pomme” シリーズのパン切りナイフ

パン切りナイフって、ごついイメージがあるのですが、こちらはとてもスリムでオール金属、しかも、この色✨というやはり一目惚れナイフでした。
刃先は細かな波刃になっていて、硬いパンに刃が入りやすい作りになっています。
「気に入るものに出会えるまでは、これでいいやー」と使っていたノンブランドのパンナイフもそのまま使用中。用途に合わせて使い分けています。


●イッタラヴィンテージ ファウナのクリーマーとフローラボウル

タイトルでときめいてくれた方もいらっしゃれば、タイトルが呪文のように聞こえた方もいらっしゃるはず。
これはもう趣味の領域なので、オススメ!とかそういうものではないです😅

何かのついでで立ち寄った、代官山 T-SITEのガーデンギャラリーで開催されていた蚤の市で購入。
もともと、ヌータヤルヴィ、アラビア、イッタラといった北欧ブランドは大好物!
フローラについては復刻版が大人気だったりしますが、それこそ大人二人暮らしにお花の柄のグラスやピッチャーは必要なのだろうか、、、使いこなせるのだろうか、そして収納場所はあるのだろうか(いや、ない)ということで、手を出さずにいた分野。
しかーし!今年の夏のある日。出会ってしまった。

夫と一緒だったので、「すみませんが、ちょっと、あっち行ってて」とお願いして、お店の方にお値段を聞く。。。(値札つけ忘れていたそうだ)
むーー、と唸り、一度は諦めてギャラリースペースを後にしたのですが、結局、戻って購入。夏のせいだよ、きっと。

でも、この爽やかな佇まいを見よ!

文句なし!
こちらもどうぞ♪

幸せです💚

ちなみにファウナは動物の模様。フローラはお花の模様。
そしてもう1種類、フルッタという果物の模様があります。
どこかで出会ったら、買っちゃうかもなぁ〜♪


●新色「キャラメル色」のココット 我妻珠美さんの作品

ここ「note」で出会い、作品を通して仲良くさせていただいている我妻さん。
11月の銀座での個展も大盛況だったようですが、その個展にお邪魔した際に我が家に連れ帰ったのが、写真右側のココット。

いろいろな色や柄のものがあって悩みましたが、新色ということと、この季節にはどうしても惹かれてしまう、やわらかくあたたかくあまい色あいの「キャラメル」色を選んできました。

実は我が家には、この新色と一緒に写っている白色のココットと一緒に購入した赤色のココットがありました。

それを、、、私、、、
個展に伺うつもりだった日の3日前に落として割ってしまった。。。

    ↓絶望の淵にいる私↓

我妻さんは金継ぎもされていらっしゃいますが、継ぐどころではなく、という感じに割ってしまいました。本当にごめんなさい。。。
新しく迎えたコ、大事にします。

こちらの写真はありし日の赤色ココットと白色ココットに入った、有賀さんのにんじんのスープです。

ココットのしのぎの部分のヒラヒラした形と、輪切り人参の大小の丸い形が可愛い、手前味噌ながらお気に入りの写真。
人参の葉っぱを炒めて作った浮き実を入れているのも、我妻さんの作品の土鍋で、こちらはミニミニサイズでお願いして作っていただいたもの。

今年の春に茶会の亭主デビューをしたのですが、茶会が『旅』をテーマにしたものだったので、準備段階からご相談させていただき、我妻さんの「旅する土鍋」プロジェクトから発想を得て、ちっちゃな土鍋を香合に見立てて茶会では飾らせていただきました。

お客様に大好評!
道具の説明をする半東さんとお客様の問答も盛り上がり、本当に楽しかったです!

手のひらにすっぽりと収まってしまうほどのサイズですが、もちろんちゃんと火にかけられてそれこそご飯だって炊けてしまうという土鍋なんですよ♪

お茶の稽古つながりで、もう1個、買って良かったものを^^


●来年の春には楽しみたい「野点」のためのあれやこれ

秋に開催された「はじめての茶箱展
展示会自体には参加出来なかったのですが、その直後に稽古に参加したら、まだ品物が残っていて、思わず購入。

木工作家:小林克久さんのシェーカーボックスは茶箱用に高さを整えてあるもの
茶箱展のためにオリジナルで作られた錫の振出は、金属造形作家の角居康弘さん

どちらも第一の目的は「野点」「茶箱」なのですが、シェーカーボックスはすでに我が家のインテリアに馴染んでいるし、本来なら金平糖なんかを入れて使う振出も、コーヒービーンズチョコレートを入れてみたり、蓋をコルクにかえたりして雰囲気を変えて楽しんだりしています。
来客時のコーヒーシュガー入れにしても可愛いのです^^

白い茶碗は、11月に横浜の赤レンガ倉庫で開催された『陶ISM』で購入した山形県で作陶していらっしゃる若手作家の矢萩誉大さんのもの。

シェーカーボックスを茶箱にすると決め、茶碗よりも先に建水(お湯や水を捨てるときに使う茶道具)を一昨年に購入していたため、いろいろ茶道具を組み入れるとなると、その建水にすっぽりと入れられる茶碗じゃないと、シェーカーボックスの蓋が閉まらない?もしくは、他の道具を全部いれられない?ということもあって、『陶ISM』に建水実物を持ち込んで、各作家さんに事情を説明しながら、“建水に入る茶碗探し”をしていた私。
まるでシンデレラ探しみたいだったのですが、サイズもぴったりで、イメージもぴったりな茶碗に出会えました✨

春、気持ちのよいお天気の日にシェーカーボックスを下げていき、野点をしよう。
白い茶碗に抹茶の緑が鮮やかに映えるはず!絶対にやるのだ!



振り返ってみると、、、
今年は調理器具ような大きなものは購入していないなぁ、と。
でも細々とした道具や、あとはなんといってもうつわ系。
グラスに始まり、プレートなどなどを増やしました。収納場所がないと諦めていたのに、製菓道具をごっそりと別の場所に移すことでスペースを確保したことがきっかけですね(^_^;)  来年はちょっと自粛します。きっと、ほんと。

しかし、この「買ってよかったもの」企画は怖いもので、誰かがかいた記事を読むと、(へ〜、それ、いいんだ♪)とその気になってしまうところ。
私なんて、すぐに調理用のバーナーを買っちゃったし(でもまだ試せていないから、ここで「買ってよかった!」とオススメできないけど)、次は「あれ」の実物をまずは見てこよう、、、とチェックしているものがあります。
(↑自粛するつもりがあるのかどうか、本人も謎)
でも、全く知らない誰かの「口コミ」コメントよりも、いつもnoteで読んでいる人のオススメの方が信頼できるというか、自分の生活スタイルに合ってるのかどうか、すごく判断しやすい気がしちゃうんですよね^^

まだまだ読めていない「買ってよかったもの」の記事がたくさんあるので、年末年始のつれづれにみなさんのオススメをチェックします!

そして、歯医者と年賀状という課題がクリアできたら、
「今年買ってよかったもの 食べ物編」を書き上げたいなー、と思っています。
あれと、あれ。
絶対に美味しかった!と言えるものがあるのです❤️


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