見出し画像

新宿に来て半年、仕事のこと

新宿にきて半年になりました。2022年4月から9月の半年を書きとめます。

仕事のこと。専業のフードデリバリー配達員としてウーバーイーツ・出前館・woltに登録して配達をしています。

・売上と利益

4週ごとの売り上げ

 4週(28日)ごとの売り上げはこんな感じでした。フードデリバリーは夏と冬が忙しくて春と秋がヒマになる傾向があるのですが、わかりやすいね(笑)
 売上からガソリン代などの経費や、税金・年金・国保など、だいたい月5万円ほどがかかって残りが手取りになります。
 平均25万円ほどの手取りからNISAに5万円、IDECOに6.7万円、合計11.7万円を貯金というか資産形成に回し、残りの13万円ほどが生活資金になります。
 ありがたいことに仕事も遊びもバランスとってできていて、その中で売り上げを積み上げられていることは安心と自信につながっています。

・工夫

配達というシンプルな仕事なので、いかに「早く」「たくさん」届けられるかが売り上げに反映されます。細かい工夫の積み重ねで時給換算を上げることができます。
まずは自転車より速くて疲れない、バイクを買いました。コスパのいいバイクやスマホホルダーを調べて購入したり、バイクにバッグを固定して背負う手間をなくしたり、細かい工夫で売り上げが変わっていくのは面白いです。
半年やっているとバイクを長時間運転しても疲れにくくなりましたし、乗降動作が洗練されてきたり、東京の土地勘が身についてマップアプリの言いなり配達ではなくショートカットを考えながら動けるようになったり、職能のような部分も身についてきました。始めたころより時給換算で数百円増えました。

・楽しい

昔から移動も運転も好きです。一日10時間以上運転することも多いですが、それが苦にならないのは恵まれてるなと思います。天気、季節、人、街を見ながら運転するのが心地いいです。

・これからどうする?

まずは冬、11月から2月が稼ぎ時なので、夏より成長した売り上げを出していきたいです。

あたらしい収入の可能性も探っていきたいです。読み聞かせで聞いた「おじいさんのランプ」、今の自分の状況に重ねて聞いていました。
時代が変われば世に合う商売は変わっていくから。


それから、お金でつくれる安心も作りつつ、お金に関係ない「幸せ」もひろげていきたい。星の王子さまという小説が好きなのですが、その中にこんな一節があります。
ーーーー
 王子くんはいった。「ひとって、はやいきかんしゃにむちゅうだけど、じぶんのさがしものはわかってない。ということは、そわそわして、ぐるぐるまわってるだけ。」
 さらにつづける。
「そんなことしなくていいのに……」
            あのときの王子くん(星の王子さまの新訳)27章
ーーーー


僕の仕事はまさにそわそわぐるぐるのようにも思うのです。本当に大事なものを探し続けたいです。