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「旭堂南龍 独演会 in 浜屋敷」

独演会という響きはなんとも素敵な音ですね。
そして行われる会場が、大阪は吹田市にある古民家を見学施設に修繕・保管をしている、【浜屋敷】という、This is ”ステキ”

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これが浜屋敷の古民家。ステキでしょ?

今日は前座での出演という事もあり、少し緊張気味で現場入り。

入場門入ってすぐに、近隣の施設の案内板があったので、事前に勉強をしとこうと近づいた途端、音声ガイドが反応し、
「いらっしゃいませ!浜屋敷案内ガイドです!」という音が鳴る。

【挨拶がなにより大事!】と日々教えられているので、緊張気味の南歩くんは咄嗟に反応してしまい、大きな声で

「おはようございまーす!!」

と言ってしまった。

すると、浜屋敷の玄関が開いて管理人さんが「なんでしょうか?」

なんか丁稚奉公に来たか、礼儀正しい道場破りみたいになってしまった。

南龍兄さんが到着次第、会場設営をチェックしてもらい、いよいよ独演会スタート。

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おっちょこちょい前座の南歩くんは、まくらでひたすら南龍兄さんとトイレにまつわる思い出を話しまくり、ネタは「般若時の焼き討ち」

皆さんに拍手を頂き、盛り上げることはできたんじゃないかと思う。
やはり修羅場読みという伝統はすごい。

そして、南龍兄さんの登場!

「那須与一」
「蘇るオッサン」
「赤垣源蔵徳利の別れ」

うん。最高でしたね。

圧倒される軍談・笑える世話物・最後に赤穂義士銘々伝でバッチリと。

袖で聴けることは幸せな事だなと思う。

そんな素敵な独演会に包まれながら、阪急で梅田に帰る。

その途中、観光客と思われる方から「ここは十三ですか?」

と聞かれたので、ひょっと外を見るとぽつぽつと居酒屋が見えたので、これは十三の飲み屋街だろうと思って、「はい!そうですよ!」と元気よく答えた。

今日は前座して、兄さんの高座も勉強して、駅案内で人の役にも立って最高の一日やないかと感慨に浸りながら、窓の外を見るとそこには

【南方】の掲示板。。。

。。。????

ごめんなさいーーーーー!!!!!!!!!!!!!

「あれ?十三じゃなくない?」とおそらく話してる先ほどの観光客を見ながら、電車は十三に着くのでした。

観光客の方、ごめんなさい。。。
ここで、お詫び申し上げます。。。

南歩

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