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退職日記④ 体は正直
さてさて、フリーランスのライター兼カメラマンを目指したものの、何をどうしたらなれるのだろうかさっぱり分からない。僕に限らず多くの人が夢の叶え方に悩んだりしているのではないだろうか。夢はぼんやりしてるから叶わないんだなぁ。僕も全くそうだった。
先日事業相談に乗っていただいた方がおっしゃってました。「人はそうなることが見えてると頑張れる」と。つまり大きな目標は一足飛びには叶えられないということ。地道
退職日記③ 二転三転
23時と、5時。
それが僕が動き始める時間だった。
仕事が終わり家族が寝静まった後、そして、家族が起きてくる前の時間。
僕は一生懸命、戦っていた。
いずれも眠い目をこすり、時にはノートにミミズがはっていたこともある。はっきり言って舐めていた。どちらかといえば「できた」ほうだった学生時代のイメージは、日に日に崩れていく。身に染みた。30代での「勉強」がこんなにもつらいものだとは。。。
退職日記② 最初の決断
辞令はいつだって急だ。そんなものだとはわかってはいたが、家購入の一大イベントを前にした藤田家は大きな選択を迫られた。
当時、妻は米子市内の会社に勤務。子供は当時3歳で保育園に通っていた。そして、僕は3週間後には本社勤務につくよう命じられた。決断のタイムリミットは近づいていた。
優先順位
まず、決まっていたことは家族は一緒にいること。子供が小学生以上なら僕の単身赴任も選択肢に入ったが
退職日記① プロローグ
「何かが動き出すときって、自分の力を超えた何かに動かされてるのよ」
先日、初めてお会いした料理家さんは人生の転機についてそう話してくれた。話を聞きながらこの数年がフラッシュバックし、まさにその通りだと何度も頷いて聞いていた。
四年半前。僕はまるで導かれるように会社の内示を受け、今住んでいる鳥取市にやってきた。それがすべての始まりだった。これはそれから人生について考えた30代男が会社を退職するま