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しょうわ

僕は平成の一桁生まれなんだけど、昭和の景色を見てみたい

それは、今の時代が嫌で昭和で暮らしたいとかではなくて、タイムマシンかなんかで昭和の景色、様子をこの目で見てみたい

令和になったからとかじゃなくて、これはずっと思ったてた

子供の頃からずっと、テレビでも大人の会話の中でも、昭和というものが人々の中で語られて来た

でも、僕は平成生まれで、僕が知っている昭和の姿は、テレビで流れる懐かしのVTRと、人々の言葉だ

あの画質が悪い映像に、大人たちの昭和はよかったを付け加えると、なんだか50年代のアメリカ映画の画質みたいな、油ギッシュな湿度の高いモノが誕生する

絶対違う

昭和だって、今僕がみている景色と絶対同じはずなのに、テレビに毒されている僕の脳みそは、どうしても昭和に画質の悪いフィルターをかけてしまう

僕は、知りたい

部活の時に水を飲んではいけないと言われ大変だったという両親の話の世界や、

昔は今よりご近所付き合いが盛んだったのよという、おばちゃんの話の世界、

待ち合わせが大変で、駅には黒板があってさ、大学生ももっと自由にキャンパス内にいたよという世界

僕にとっては、教科書でしかみたこと無い中世ヨーロッパの世界と、      昭和の世界は同じ

存在が確認されていない世界と同じ

だから、惹かれるんだろうね

#エッセイ #昭和 #平成 #令和 #ひとりごと


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