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子育てって難しい

『人を育てる』なんて事は、ものすごく難しい事だと思う。母親をする、子どもを育てるって母性本能なんかじゃできない。本能でできることなんて、ほぼ無いと思う。

育てる前に妊婦の頃から、一人じゃどうにもならないことばっかり。出産に至っては、絶対に一人じゃ産めないなと思う。そこら辺は、割りと分かってもらいやすいし、病院もしっかりフォローしてくれて安心して子どもを産める体制は整っている。

子育てはどうだろう。問題だらけだと思う。何人も子どもを産んで育てる時代ではないし、みんな初心者のまま子育てをして、初心者のまま子育てが終了するのだと思う。昔の母親だって、今の母親と変わらないくらい初心者のままだったかもしれない。

それなのに、どうしてそれほどまでに母親に完璧な子育てを求める必要があるのだろうか。責任の重さが増すほど、女性達は子どもを産めなくなってしまうし、男性達は家族なんてハイリスクでしかないと思うだろう。

子どもや親に何をそんなに期待しているのかしらと思う。お行儀が良くて、頭が良くて、大人に気を使う、真面目な子どもなんて、レアだと思う。そんなレアキャラを世の中に求められ、親に求められたら、子どもはつぶれちゃうよ。そのレアキャラを世の中から求められたからって、『はい。その様に育てます』と親がしなきゃならないと、社会が勘違いしているなら、それはAI にお任せした方がいい。親がやっている、子育てってものは本当に大変で重圧がのしかかっている。

でもきっと、その重圧は、本当に求められているわけではなくて、単純にはけ口や吹き溜まりみたいなものだ。要するに、子育て世代って立場が弱い。たとえ社会が望むレアで立派な子どもを育てていても、それでも吹きだまりの埃を被る。だとしたら、社会が求めるレアキャラを作る努力よりも、社会が親に求めた物を、上手くかわすスキルを磨く事の方が、よほど重用なのかもしれないと最近思う。

子育てが社会の吹き溜まりにならないように風通しを良くして、埃の溜まる場所を少なくした方がきっといい。そうしておけば、母親がキリキリしながら、吹き溜まりの埃を掃除しなくなるのだから。

親子だってそんなに真面目に近くでずっと居続けたら、親も子も、どっちもおかしくなっちゃうものだ。育児放棄を問題にする前に、近くに居すぎたらダメだってことを、世の中もそして親子も認識した方がいいと思う。放棄しなくちゃいけないほど追い詰めるような世の中なんだ。だから、追い詰められないためには、どうしたらいいのかを考えないといけない。

子ども達がのびのび育つために、母親にできること。それは、世の中からのプレッシャーをスルーしてしなやかに生きる事かもしれない。

プレッシャーをスルーできなくて、学校のせいにしたり、仕事のせいにしたり、夫のせいにしたり、義母のせいにしたり、障害のせいにしたり、世の中のせいにしたってどうしようも無い。そんな負の連鎖を生まなきゃならないほど、まともにプレッシャーを受ける必要なんて無いと私は思う。

親が何かすればするほど、多分子どもは育たない。いつまでも赤ちゃんではないし、いつまでも子どもでもない。親が子どもにできることなんて、たかが知れてる。赤ちゃんを過ぎてキッズになったら、もう大人扱いでいいと私は思っている。ジュニアになったら、もう一人前の大人と変わらない。足りないのは経験だけ。経験は親が与える事などできない。特に失敗する経験が最大のポイントで、そこから、どうするのか。七転び八起きできるのか。見守るとか励ますくらいしか親の役割なんて無いのだと思う。

子育てしようなんて思わない。子ども達は自分で伸びるし、自分で育つ。母性本能よりも、子ども達の成長ホルモンの方が遥かに上を行っいてる。子どもを見下してマウントしたって、子ども達はそんな大人をしたたかに見ている。衰えていく大人を、成長していく子ども達が飛び越えて行くのだから。

私が我が子にできること、それは安全基地をつくることと、応援だけ。シンプルにしておかないと直ぐに心がぐらついてしまうから。迷っているうちに、子育ては終了を迎えてしまう。

あとはどんどん進め!進め!転んで泣いても、猫たちがあなたを癒すから!

にゃイドル達に癒しは任せた。お願い☆力を貸してね♪

モフモフの毛皮に触れば、痛かった所がちょっと治まる。猫たちと一緒にゴロゴロしてるうちに、少しは元気になれるさ♪

猫たちが居なかったら、私、子育て無理かもな。ありがとう!にゃんズ。猫様のおかげです。

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