メタ認知 【再掲載】
2019/09/11 21:52 初投稿
猫写真(ФωФ)(●ω●)を追加して、過去noteを【再掲載】しています。
の続きです。
17歳で母が他界 その後、四半世紀あまりで感じた母が亡くなったからこそ”良かったこと”をシリーズでお伝えしています。
第12回 メタ認知
私がメタ認知と言う言葉を知ったのは、数年前くらいの事ですが、振り替えってみると、私がしてきた事は、メタ認知に繋がるように思えます。
メタ認知は「客観的な自己」「もうひとりの自分」などと形容されるように、現在進行中の自分の思考や行動そのものを対象化して認識することにより、自分自身の認知行動を把握することができる能力である。
Wikipedia参照
当時の私は、メタ認知と言う言葉を知りませんでしたが、『客観的な自己』『もうひとりの自分』を意識していたことはかなりありました。
それは、必要に迫られていたからに他なりませんが、選択は間違っていなかったと思っています。
四半世紀ほど前の私が実践していた方法は、『脳内会議』と自分で勝手にネーミングした方法でした。どのようなものかと言うと。
脳内会議
①問題提起
どうしたらよいか分からないこと、困ったこと、理解できないことなどを、問題提起として脳内会議にかけます。
※問題提起をすることは、感情を切り離すために役立ちました。会議内に感情論を持ち出さないための工夫であると同時に、感情と向き合うための工夫でもありました。
感情と私がセットになっていると、感情そのものと向き合うことは難しいのです。より客観的に感情を捉えるためにも必要なプロセスでした。
②会議開始
脳内会議参加メンバーがそれぞれの意見を出し合います。『脳内』ですから、実際には私一人なんですが、私以外のメンバーがおりました。ここでメンバーを紹介します。
まず一人目は
母
困ったら『お母さ~ん‼』って、叫びたくなりません?脳内メンバーとしては、リアルに居ない事も結構いい効果がありました。想像は自由ですから。
続いて二人目は
天使の着ぐるみ着た私
となると当然、三人目は
悪魔の着ぐるみ着た私
想像の三人と、リアルの私で四人『脳内会議』が始まります。
だいたい、トイレかお風呂でやっておりました。
③ジャッジはいつだって私
リアルの世界にいるのは私だけですから、決定権はいつだって私。でも、一人で考えて一人で決定しているよりもなぜが、勇気が湧きました。
実際には、一人で決めていますが、脳内ではメンバーキャラ達が勝手にしゃべっていると言うカオス状態に。変態と呼んでまちがいないでしょう。脳内変態ですね。バレませんからギリセーフと言うことで。
そうして出された結論を、リアルの私が実行しておりました。私がしていた『脳内会議』みたいな設定は、ドラマなどで主人公の内面を描写するときによく見かけます。天使と悪魔のはざまで主人公が揺れるみたいな。私の場合はそれに、母が加わりより客観的になっていたのだろうなと思います。
この、『脳内会議』は早く大人にならなくてはと思っていた私には、うってつけのスピードアップ方法でした。
とにかく、会議にかけた以上は解決案を出して、実行すると言う所までがセットで、失敗したらまた新たに『脳内会議』スタートといった具合でしたから、なかなかスピーディーでした。若かったなぁ。
その頃から、物事は多面的であることや、捉え方一つで全く違う印象になること、俯瞰でとらえることを学んでいったように思います。
あの時の『脳内会議』はかなり楽しいものだったので、いつかまたやってみようかな。もう少しペースダウンしてじっくりやったら、結構おもしろいかもしれないな。
母よ
私の『脳内会議』に参加していたのは
あなたでしたか?
あのときは大変助かりました
どこへでも登場できるのは
そちら側のいいところですね
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