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怖いものが減った

17歳で母が他界 その後、四半世紀あまりで感じた母が亡くなったからこそ”良かったこと”をシリーズでお伝えしています。

第九回  怖いものが減った

若かりしころの私は、怖いものだらけでした。特に、オバケとかホラーがとても苦手でした。夏になると恒例の怪談話はもちろん、オバケ屋敷や、肝試しなどを楽しむ人の気が知れませんでしたし、夜になると妄想が膨らんで、暗い部屋が怖かったり、頭を洗うときに背中が気になったり。

母が亡くなった時初めて、人が亡くなって火葬されるまでの間に、どのような過程をたどるのかをしっかりとこの目で見たのです。そこには、怖いものはありませんでした。

ホラー映画がエンタメだったとその時初めて実感したので、それ以来その手のオバケが、私のなかでオバケちゃんに変身しました。今では、ハロウィンの仮装も楽しめます。私もオバケちゃんになりたいなと思います。暗やみも妄想が膨らむことは殆どありません。生きるのが格段に楽になりました。怯えて過ごさなくてもいいんですから。

あれは、エンタメなんだなぁ。知らなかったな。

母よ、あなたはオバケちゃんになったのかしら。私の中では、『千の風になって』いそうな気がしています。

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ボンボン

レトロでノスタルジックな世界観を好み、猫のいる生活がたまらなく心地好い、2児の母です。毎日のストレスをできるだけ減らせる考え方や感じ方をいつも模索しています。

母が他界して良かったこと

17歳で母が他界 その後、四半世紀あまりで感じた”良かったこと”をまとめています。
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