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【インドネシア】で見つけた面白いお金の稼ぎ方

皆さんは、お金を稼ぐ方法を教えてくださいと聞かれたら、なんと答えるだろう。

お店や会社でアルバイト、パート、正社員として働く、またはフリーランスで仕事をしている、株で儲けているなどなどが恐らく日本人の回答だと思う。

インドネシアでは本業としてかはわからないが、面白いなと思う稼ぎ方に出会う機会が何度かあったので、今回実際に見た4つをご紹介する。

それではどうぞ!


①自主性が育まれる?道路案内係

日本にも、モールやショッピングセンターなどで駐車案内をする職業は存在する。
一方インドネシアには駐車案内ではなく”道路案内人”が存在する。

具体的に何をするかというと、お店の駐車場やT字路から出る際に、スムーズに合流できるように道路へ導いたり、Uターンをしたいときに、車の列に間を作りそこに誘導したりしている。

この仕事が存在するのは、車やバイクの数がとても多いインドネシアならではかもしれない。

そして行っているのはすべて個人なのだ。
運転者が頼まずとも、さっと出てきて「オーライオーライ」と誘導してくれる。
ある意味自主性とタイミングを見極める力が必要なので、学ぶことは多い仕事かも。。。?

②【若干恐怖】着ぐるみに身をまとう人々

ディズニーランドやUSJでキャラクターに会うとテンションが上がる人。
ぜひインドネシアを訪れてほしい。
(パークのチケット代より高くつく可能性もあるが)

赤信号や渋滞での待ち時間、キャラクターがパレードのように車に挨拶しにきてくれる。
私が滞在中に会ったのは、ミ〇ーマウス・くまの〇ーさん・ト〇と〇ェリーの猫の方・そしてピ〇チューだ。

ミ〇-ちゃん(悪意はないのですが、撮り方で余計怖くなってます。すみません汗)
〇ーさん。結構激しめの曲に合わせて踊ってた

しかし、本物と似ているとは言いずらく、夜みるとUSJのハロウィンなみに怖いのでそれを承知の上でご渡航願いたい。

③路上ライブならぬ路上コンサート?

インドネシアではバイオリンを弾いたり歌を歌ってお金を稼ぐ人々に良く出くわす。

日本の場合、路上ライブというと駅の近くで演奏している印象が強いのだが、インドネシアの演奏家(と言わせてもらう)は結構いろんな場所で活動している。

車に乗ったり、歩いているときに聞こえる分にはいいのだが、屋台でご飯を食べているときに、出会うと少しドキッとする。なにせ背後にぴったりと近づきそこで演奏されるので、音量が結構えぐい。
綺麗な音をお客さんに届けたいとかではなく、次第にお金をくれという感情がメロディーに乗ってしまっているような感じがしなくもない。

④信号待ちの売り子

車やバイクが多いインドネシア。
信号待ちをしていると結構な数の車が並んで止まるので、そこに目を付けたのか、新幹線の移動販売のように、人々が首から商品をぶら下げて売りに来る。買いたい場合は、窓からお金を渡して商品を受け取るという形だ。

車の量が多いうえに、運転が荒い人も多いから、道路で歩いていて怖くないのかな・・と勇気がいる仕事だと感じた。

お金を求められたら?あなたの普通と相手の普通は異なる

今回紹介した例は、3つ目の演奏家を除いて、車を運転している際に出くわす場面がほとんどだから、これを読んでくださっている方々が今回紹介したような人々からお金を徴収される機会はめったにないと思う。
Glabと呼ばれる配送サービスも充実しているし、そもそも日本の道路になれている人が、渋滞多い・譲り合いもほぼないインドネシアの道路で運転するのは結構怖いと思うため。)

だが、これらのケースに限らず、お金を要求されたら、すぐに軽蔑の目で見るのはやめてあげてほしい。

というのも、こんな記事を目にしたことがあるからだ。

よく海外旅行に行った人から、タクシーでお金を過剰に請求されるという経験談を聞く。

日本人からしたら普通ではないかもしれない。
しかし、海外では親の代からこのやり方でお金を稼ぎ生活してきた人がたくさんいるし、こういう類の人に会うのが1人や2人ではないというのなら、その行為が、その国では「普通」ということだ。

お金はもちろん大切だ。
通常の値段を偽って高いお金を要求するのは、おかしいと思ってしまうのが、日本人からしたら普通かもしれない。
お金を徴収してくる側も、海外の人をターゲットにしている場合もあるので、それはいかがなものかと思うこともある。
私も初めてタイに行った際、タクシーに乗ったら高いお金を要求された経験がある。

少しインドネシアの例とはずれたが、何を言いたいかというと、みんながみんな、悪気があってお金を要求しているわけではないということ。

すべてで言えることだが、自分が知らない・経験したことがないからと言って自分の経験がノーマルだとは思わないこと。
あなたにも「普通」の基準があるように、そのやり方も相手に取ったら「普通」かもしれない。
旅行する私たちも責任感をもってあらかじめ調べたり、情報を得ておく必要があるということ。

それを分かったうえで、真摯に向き合う危なそうだったら距離を取る誰か聞ける人がいるなら頼ることを私もこれから気を付けていきたい。

インドネシア人はどう対応する?

実際、これらの人に遭遇した場合、インドネシア人はどう対応していたか説明しよう。
(※ちなみにここでいう「インドネシア人」とは、私の知り合いないしその家族のことで、全国民という意味ではないのでご注意を)

①の道路案内係

これは、自分が頼んでいようがいまいが、(ほとんど頼んでいない)案内してもらったらチップを渡していた。

(いや、ここで案内いらんだろ…)と思うような場面もあったが、車両がおかまいなくブンブン飛んでくるインドネシアの道路。
道路沿いのお店に入るとき、前向き駐車してしまうと、バックで出るのが結構怖い

案内係はコンビニやお店の駐車場にはほぼ100%いるので、そういう時に道をあけて案内してくれると、いてくれてよかった~と思う。

②の着ぐるみ

これは遭遇するたびに、お金を渡すケースは稀。
一度ポケモンが大好きな子供と一緒にお出かけした際、ピカチューに遭遇したので、両親がお金を渡していたが、この一回を除きお金を渡すことはなかった。

③の演奏家

演奏家(だいたいバイオリン)に会える場所は何拠点かある。

まず、道路上
だいたい2~3人のグループになっており、一人が演奏して残りの人はお金を徴収する係だ。

次に、サービスエリア
高速道路に乗った際、途中サービスエリアによるとフードコードでバイオリンを演奏している人を見かけた。この場合、路上ライブのように自分の目の前に箱やケースを置いて、お客さんがお金を置いていくというシステムだった。

最後は、屋台のような外で飲食するタイプのお店。
ここで遭遇した時は、お金を渡すケースが多い。理由は、これらの演奏家はなかなか粘り強く、お金をくれとプレッシャーを全力で与えてくるからだ(笑)

こちらもご飯を食べにきたので、来て早々店を出るわけにもいかない。
そういう時に、はやく去ってもらうためにチップを渡すこともあるようだ。

ここで、面白いのが演奏家たちはお金をもらった途端、風のように去っていくこと(笑)。こちらも早く去ってほしいからお金を渡しているのだけど、あまりにも潔すぎてちょっと笑ってしまう。

④信号待ちの売り人

これに関しては、滞在中にお金を払う場面に遭遇することは一度もなかった。
車の窓越しに商品を見せてくるのだが、軽いスナックやティッシュなどの場合が多く、特に必要と感じる場面が少ないので、窓越しに「結構です」と伝えることが多い。

まとめと次回予告

旅行の醍醐味と言えば、やっぱり自分の国では体験できないことを知れること

まとめていて、「郷に入りては郷に従え」ということわざが繰り返し自分の頭の中で再生されました。
慣れない場面を見つけて、それを否定的にとらえる人もいますが、「気づき」として吸収出来たらもっと旅行が楽しくなるし、自分も成長できるはずです。

ということで、今回も長くなりましたが、、次回は気になる人も多いであろう、インドネシアのバス・トイレ事情の話をしたいと思います。

今回も最後まで、ご覧いただきありがとうございました!



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