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Africa Quest.com設立物語Vol.1~衝撃的なとある一言から全ては始まる~

2016年1月より"Africa Quest.com"というWebサイトを運営しています。対外的にはAfrica Quest.comをやっている人と言うイメージが強いのではないかと思っています。

今回からなぜ僕は"Africa Quest.com"を立ち上げたのか、その辺りの経緯と想い的なものをご紹介します。

ケニアに移住!やっぱアフリカ、熱いね!

僕は2013年から東アフリカのケニアに青年海外協力隊として赴任しました。赴任地はマクエニという超ド田舎で、水道が無く、雨水とロバが運んでくる生活を送っていました。

そんな過酷な環境で活動している中、”サイザル麻”という素材に出逢いました。僕が暮らしているエリアは、カンバ族が暮らすカンバランドという言われる場所です。非常に乾燥してるため農業に適さないカンバランドでは、サイザル麻を使った伝統工芸品の技術が脈々と受け継がれていました。

サイザル麻の商品(プロダクト)を上手くブランディング&マーケティングすることで、"雇用支援に繋げられるんではないか!?"っと考えた僕(当時26歳)は、とある縁が繋がり、僕を含む日本人3名でサイザルブランドを会社を立ち上げました。

当時はアフリカ各地で同世代が起業し始めた時期でもあり、特に協力隊経験者が戻ってきてローカルに入り込んでやっていったので、"日本×アフリカ"盛り上がってきてる感がありました。

そんな中で僕もケニアの地方に入り込み、毎日マタツ(乗合バス)で村を周り、一緒にプロダクトを製作してくる女性のもとに通っていました。当時、約200名を超える女性たちとガムシャラに働いていました。

あれ?日本に意外と"アフリカ熱"無くね!?

ケニアで作ったプロダクトは、もちろん日本で販売する訳です。ケニアでめちゃくちゃ苦労して完成させたプロダクトを日本に届けたくて各所に営業したところ、アトレとかパルコとか、キラッキラした商業施設して販売させていただく機会をもらいました。

そんなところでケニア帰りの薄汚い僕が売り場に立って、実際に売っていました。(今思えば場違い感がハンパない...苦笑)まぁおかげで直接お客様とお話する機会に多々恵まれました。

プロダクトに興味を持っていただけるのは嬉しい一方で、意外とアフリカやケニアに関する話は伝わりずらく、これは情報が日本に届いてはいないのでは?っと感じました。

っというのもケニアで丸2年を暮らしてどっぷり浸ってましたし、上述の通り、アフリカの起業する日本人も増えていたので、"日本×アフリカ"盛り上がってきてるねーなんて勝手に思ってました。

なんで、当然、日本でもアフリカが盛り上げってるんじゃないかと、これまた勝手に思ってたんですよね。

そんなクソ勘違い野郎の僕には、アフリカのこと、ケニアのことが伝わっていない現状が衝撃的だった訳です(笑)

そんな時に会心の一撃を食らいます。

「ケニアって南米だっけ?」

いやー、この一言はマジで衝撃的でしたね(笑)今でも印象に残っています。

今の自分からすれば、日本人のアフリカに関する興味・関心度なんてそんなもんだよねって思いますが、当時は普通にショックを受けてました...苦笑。

アフリカを知ってもらうにはどうすべきか...

もちろんプロダクトを通して、ケニアのことを知ってもらうこともとても大切です。なので当時の僕らもあまりアフリカ!やケニア!を押し出さずに、プロダクトの魅力を中心にマーケティングを展開してました。

ただやはり僕が住んでいたケニアのことや、アフリカという場所が持つ魅力をもっと知って欲しいし、そんな機会を作ることはできないかっと想いが芽生えてきました。

さすがにケニアの場所くらいは知ってもらわねばね(苦笑)

って一度想いが芽生えると、もう止まらない性格なので、「じゃあやろう!」ってことで、アフリカを知ってもらうためのアイデアを考え始めました。

この時の出来事や想いが、まさにAfrica Quest.comの立ち上げるきっかけですね。

今回はこれくらいにして、次回では何故Webメディアを立ち上げたのかについてをお話できればと思います。ありがとうございました。


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