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苦しかったら、逃げてください。

連休明け。

今日でGWが終わる。

カレンダーどおりの仕事をされている方は、明日から仕事を再開。

今、この瞬間。

明日からのことを思って、しんどい気持ち、苦しい気持ち、辛い気持ちに見舞われている方は少なくないのではないだろうか。

「連休明けの仕事は、辛いものである。」

この一文では済まされない思いを抱えている方もいるだろう。

苦しいものは、苦しい。

連休明けは、たしかに仕事に行く足取りが重くなるものだ。

身体が完全に休みモードになっていたところを、いきなり仕事モードに切り替えるのは、想像以上に辛いものである。

休んでいた期間の楽しかった気持ちから、一転して苦しい仕事に向き合う毎日へ。

絶望すら感じるかもしれない。

そんな時に、絶対に勘違いしてほしくないことがある。

「みんな苦しいんだから、私も我慢しなければ。」

こう思うのだけは、絶対に避けてほしい。

あなたが今、苦しいと思うのであれば、それは間違いなく「苦しい」のだ。

あなたは、苦しいと言っていいのだ。

「苦しい」に縛られないで。

明日、会社に行ってみたら、なんとか仕事に戻れるかもしれない。

でも、あなたはもしかしたら、連休前からずっと仕事が苦しかったのかもしれない。

連休明けでより辛いだけだと思い込んでいるだけで、本当はずっとしんどいのかもしれない。

だから、「連休明けだから」の言葉だけで片付けることなく、本当のあなたの気持ちがどこにあるのかに、向き合ってみてほしい。

苦しい気持ちがあるのなら、苦しさの中で小さく縮こまらずに、「苦しい」から脱出できる方法を考えてみてほしい。

苦しかったら、逃げてほしい。

逃げグセよりも怖いもの。

「逃げたら、逃げグセがついてしまう」と不安に思う人もいるだろう。

実は、逃げグセよりももっと怖いものがこの世には、ある。

それは、潰れグセ。

逃げずに無理して戦いつづけると、人は潰れてしまう。

一度潰れた人は、その後も簡単なことで潰れやすくなってしまう。

これを書いている私自身が、潰れグセがついている当事者だ。

この「潰れグセ」というものはなかなか厄介で、言ってみれば膝カックンをされただけで複雑骨折をしてしまうようなものだ。

お願いです。逃げてください。

これを目にしたあなたに、お願いです。

潰れグセがつくまえに、逃げてください。

辛かったら、泣いてください。

苦しかったら、他人に頼ってください。

心が泣いていたら、心のケアをしてあげてください。

逃げてはいけないものなんて、ありません。

あなたの心が生きていることが、何よりも大切だから。



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