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JOKER(ジョーカー): 凡庸な悪

さて映画Jokerをみてきたわけですが、
こちらは思ったことをmediumに書いた英語の内容を日本語にしたものです。
The Shape of Mediocre Evil” by Daiki A. Suzuki
Jokerをみて思った感想は「凡庸な悪」によるディストピアの世界です。
「凡庸な悪」とは、ハンナ・アーレントが「アイヒマン裁判」に対して出した哲学的な命題です。
つまり、邪悪な現象とは、知らず知らずに無視や見過ごしから来るというものです。
この点では、地球温暖化の活動をしているグレタさんも賛否両論はあるとは言え、間違ってはいないはず。
凡庸な悪とは例えて言うなら日本の旅行ベンチャー社長で大してスケールせずにインターンの女の子を捕まえることに奔走するとか、女優や俳優の夢に漬け込む輩とかそんなものだったりします。
ね、意外に身近だし、我々はその存在に気づいているけど、見て見ぬふりをしてるでしょう。
結局、凡庸なる悪とは「決断しない」ことからはじまるのです。
jokerも結局主人公は自分の夢を掴むような行動は何も起こしてないでしょう。
我々は悪にならないためには常に決断に迫られていることに気づき、常に決断をしてその責任を持つことが必要なんじゃないか。
そう思いました。

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