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盆おどりフェスタを始めた経緯③

基本的に盆踊りの参加者でしかなかった私が盆踊りイベントを開催しようと思い色々と準備を始めました。
そもそものイベントを始めようと思った経緯については下記の記事をご参考にしてください。

1.大規模な盆踊りイベントで私の頭を一番悩ませたこと

盆踊りイベントをするために何が必要かと言いますと、一般的には櫓、太鼓、提灯、音響、色々と思い浮かぶのではないでしょうか。
しかし毎回主催者として頭を悩ませるのが開催場所です。それこそ小規模でクローズドな集まりに留まるのであればそこまで気にする必要はないかと思います。ただ、今回はある程度の規模でかつオープンなイベントで考えていたためこの開催場所というのが非常に重要となります。
当然広さが必要ですが例えば公園等でやる場合は小規模であれば黙認されども、大規模に開催するとなると必ず許可が必要となります。

2.盆踊りの定番だけどハードルはとても高い

それでは許可を取れば良いですし、盆踊りの場所といえば学校・公園・神社で開催されるというイメージがあると思うので簡単に開催できるはずです。と、私もそう漠然と思っていましたが実はそうではありませんでした。
場所によって違うとは思いますが意外と開催のハードルは高く、やはり一番ネックになるのは騒音問題。特に公共の施設だと周辺住人や利用者への配慮が必要で公園によっては近隣住人の許可を取ってほしいといわれたところもあります。
ではなぜ盆踊りが公園や学校で開催されているかというと、大体そういうのは町内会や学区の行事だったりしますよね。つまり住人の行事であることからある程度の合意形成はできているという前提のため行政や管理者の許可がでやすいのでしょう(こちらは実際に私も説明を受けて納得した覚えがあります)。そうなると個人の開催となると難しいですし、そもそもこの状況で多数の合意はまず得られないのも必然ですね。

3.他の要素も考慮すると・・・

騒音問題だけにフォーカスを当てればそれこそ周りに民家のない場所を探せばあるかもしれません。もしくは屋内であればハードルはぐっと下がると思います(2020年に関して言えば屋内というのは難しいですが)。
ただ、私が実施したいと思ったのはある程度の規模でオープンなイベントでした。交通の便が悪ければ人はあまり集まらず集まったとしても身内イベントの域を出ないと思います。また仮に屋内で開催できたとしても同じように初参加者のハードルが上がってしまいます。

4.今回考えた末に行きついた先は

それでは、ある程度の規模で開催するために交通の便も良く騒音問題もクリアできる場所として最終的にいきついた結論は民間の商業施設のスペースでした。商業施設であればある程度交通の便が良いところにあるケースが多く、かつ様々なイベントもやっていることから騒音問題も比較的クリアしやすいです。また、公共施設と比べてある程度利益も必要なことからリスクも比較的取りやすいのではと考えました。
とはいえ開催のハードルは比較して低いというだけでそこまで簡単ではないです。個別のお話しはなかなか言えない部分もありましてそこは伏せますが一般的な部分について次回以降に書いていこうと思います。


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