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co+shegoto2021 先輩の現場見学会@オンライン Day2

1.実施概要

2021年12月9日(木)10:00~12:30
オンラインにて実施

2. 講座の流れ

(1)オープニング

2回目となるオンラインお仕事見学ツアー。
この日にお邪魔する見学先は、以下の3か所です。
①株式会社Smily(スマイリー)/志田さおりさん
②小幡緑地冒険遊び場・つなしょ/中村真由子さん
③フェリチタドレッシング/松本千佳さん

コーシゴトの運営&コミュニティマネージャーが、現地から生リポートでお伝えします!

(2)オンライン見学会

①株式会社Smily:志田さおりさん

甲府市右左口にあるナチュラルビューティーサロンSmily。
エステをはじめ、ケアセラピストの育成や、メイク教室などを運営されている代表の志田さおりさんにお話を伺いました!

▼起業のきっかけは?
・12年前に起業。最初は家族から大反対
・嫁いでから田舎になじもうと自分を犠牲にしていた
・無理がたたって病気に。それから自分らしい人生にしようと思い起業
・唯一理解のあった義父の部屋を改装して、自宅サロンをオープン
・子育て中のママの疲れを癒したい、サロンに来て癒されて帰れるように日々奮闘

▼現在のサロンができるまで
・それまではママ友たちを呼んで、8年ほどイベントなどを行っていた
・自宅の向かいにある倉庫を改装
・計画からサロンの完成までは半年ほど
・業者との交渉も、施工も出来る限り自分で行った

▼キラキラしている時間は?
・家族が幸せになるためには、まず自分が幸せになることが必要
・自分がしんどい時に、ケアしてくれる人が輝いて見えた
・誰かにケアをしたときに「ありがとう」と言われる瞬間がキラキラしている時間
・生徒のプライベートに巻き込まれて、生徒が集団でスクールを辞めてしまったとき
・自分のことを全く信じてもらえないことがショックだった
・苦悩の先には出会いがあると信じて乗り切った
・バッシングしてくる人もいるが、「どうしてそう思うの?」とあえて質問すると相手が逃げてしまう
・次のステージに行くときには障害が出てくるが、理念は掲げ続けた方がいい

▼これからの展望は?
・ケアセラピストという仕事をもっと広めたい!
・自分一人ではいろいろなことができないので、人に頼ることが課題

▼他にも…
・仲間とはどういったものですか?→仲間とは変わっていくもの!その時々に、同じ志を持っている人こそが仲間!
・サロンづくりのコツは?→いろいろな人に見積もりを取って、それらの計画を自分でしっかりと練る!人に聞く!

▼「株式会社Smily」の情報はこちら
https://ameblo.jp/homeesthe-smily/
https://smilysaoriyamanashibijyuku.jimdofree.com/


②小幡緑地冒険遊び場の会&つなしょ:中村真由子さん

愛知県名古屋市守山区にあるコミュニティスペース「つなしょ」。
子ども食堂や駄菓子屋を通して、地域の居場所づくりをしています。
つなしょを運営している「小幡緑地冒険遊び場の会」代表の中村さんにお話を伺いました!

▼キラキラしている瞬間は?
・正直、キラキラなんかしていられない!
・誰にも開放している場所はヤバい人も来る
・プライバシーがないとできないので、ONとOFFは切り替えて運営している

▼きっかけは?
・市営住宅に困っている人が多く、その人たちの場所を作ろうと思った
・自分の子どもを幸せにするためには、自分と地域が幸せであることが大事

▼フードパントリーについて
・水曜日と日曜日に開催
・食べ切れる用を持ち帰ってもらうためにトートバックを用意
・時には寄付されたものを消費できないことも(薬用ゼリーなど)
・食品の供給だけでなく、廃棄まで手伝ってもらうことでフードロスの意識も

▼行政との関係
・新型コロナウイルスの蔓延で行政の機能がストップ
・しがらみのない私たちのところにさまざまな人が行政から送り込まれてくる
・行政は繋いだら終わりと感じているが、繋いだ先こそ大事。繋いだ先もみて欲しい

▼他にも…
・どうやって活動を続けているのですか?→まずやっていることを人に見てもらう。マスコミではなく、適切なところに知ってもらう
→支援は24時間できないし、社会的なことをやりたくても、それが本来自分がやりたいことなのかを考える
→種まきは無給なので、自分のやりたいことをしっかり考えよう!

・何件もフードパントリーをはしごする人など、問題のある利用者はどうしていますか?

→まずは会話をして欲しい!きっとなにか理由があるはず。居場所を探しているだけかもしれない

・資金などは自己資金ですか?→女性の起業はリスクが伴う。運転資金は自分の身は削らない方がいいが、助成金は実績も重要。
→まず、自分がやりたいことにいくらかかるのかを真剣に考える。

・まずは何から始めればいいですか?→何事も自分の身の回りに起こった実体験に基づいてやらないとダメ!自分自身で体感したことだから説得力がある

・仲間づくりはどうしていますか?→ママ友と作っちゃダメ!一番の相棒は自分自身!

▼「小幡緑地冒険あそび場の会/つなしょ」の情報はこちらhttps://www.facebook.com/obataryokutiboukenasobiba/
https://twitter.com/tunasyo_
https://www.instagram.com/tunasyo_/


③フェリチタドレッシング:松本千佳さん


八ヶ岳の麓で、地元の野菜を使ったドレッシングを製造販売しているフェリチタドレッシング。
今回は、北杜市にある工場兼店舗にお邪魔して、フェリチタドレッシング代表の松本千佳さんにお話を伺いました。

▼きっかけは?
・離婚して、山梨に移住。野菜のおいしさを感じるように
・野菜でドレッシングを作ったら、おいしくて周りにも好評で販売することに
・最初はパートをしながらドレッシングを売っていた
・Wワークをしばらく続けて、ドレッシング販売一本に!結果は「もっと早くやればよかった」
・何かを手放さないと次に進めないことが分かった

▼仕事で大事なことは?
・まず自分の軸となる時間を見極める
・最初から今まで力を入れているのは試食販売。見られていることを意識
・家の中だけではできなかった
・外に出ていたおかげでいろいろな話を貰った
・一人だけど、一人じゃなかったことに気づく

▼仲間づくりは?
・最初は一人でやっていたけれど、体調を崩した
・自分とは異なる新しい風を吹かせてくれるパートナーを探していた
・奇跡的に理想の相手が見つかった

▼今後の展望は?
・常に死を意識して生きている。毎日全力で悔いなくやる
・自分の人生だから、自分の幸せを大事に
・幸せな世の中からは、ぬくもりのあるものが生まれる

▼他にも…
・商品をドレッシングにしたきっかけは?→忙しかった自分の母を助けられるものがドレッシングだった
→何にでもかけられるドレッシングで、食事作りの負担を少しでも軽くできたら
→フェリチタはイタリア語で「幸せ」。ぜひ、幸せを食卓にのせて欲しい

・ここまで来られた原動力は?→「私はこれです」と貫ける強さ!

▼「フェリチタドレッシング」の情報はこちら
http://www.felicitaoffice.com/
https://www.instagram.com/felicita_yatsugatake_japan/


3.参加者の様子

サロン、場づくり、商品と、多岐にわたる分野の先輩からお話を伺いました。
参加者の皆さんからは次々に質問が飛び出し、濃厚な2時間になりました。
今回の交流会でのキーワードは「幸せ」。
自分が幸せになることで、家族が幸せになり、地域が、そして世界が幸せになる!
この言葉は、今回だけでなく、前回の先輩たちのお話しにも共通していました。
皆さんからも「自分の軸を持たなくては!」や「お店に行ってみます!」との声が挙がっていました。

4.参加を通しての気づき

2回にわたって送りした中継スタイルのオンライン見学会はいかがでしたか?
「もっと知りたい!これも聞きたい!」と感じた方は、ぜひ先輩達のところへ行ってみてください!

次回はついにフィナーレ「大交流会」です!
こちらはリアルとオンラインの同時開催です。
ぜひ現地でお会いしましょう~~!

作成者:三森望(峡東地域CM)


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