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みらまちに参加して変わったこと

先日、山梨県の手仕事を持つ女性たちが集まって開催されたマルシェ
「マンマメルカートvol.9」にお邪魔してきました。

そこでとても嬉しいお話を聞くことができたので、この記事を書くことにしました。

2016年5月29日
山梨県中央市にあるイオンタウン山梨中央には、ハンドメイド品や、パン屋さん、美容や体質改善など、およそ60店舗もの出店者の方々が集まりました。

その中のひとつ、雑貨を取り扱っているナノハナさんのテントには、お母さんの隣でお店を出す女の子がいました。

娘の「なのはちゃん」と「のはらちゃん」です。
2人の名前を合わせて”なのはら”という屋号をつけて、実際に自分たちで商品を作り、それを売っていました。

私たちが2人に初めて出会ったのは、2年前に開催した「2030年のみらいまちづくり」(以下:みらまち)というイベントの時です。

▶︎みらまちホームページ:http://miramachi.jimdo.com/

これからの社会がめまぐるしく変化していく中で、
生きるための仕事を自分の手で作り出せるようになるために、
「用意されすぎた職業体験」ではなく、
「自分で考え、行動し、問題を解決する体験」をしてもらうために開催しているのがみらまちです。

第1回目も第2回目も参加してくれた2人ですが、このみらまちに参加してから2人の行動が少しずつ変わってきたんですと、お母さんが教えてくれました。

みらまちに参加した時、何よりも2人に衝撃を与えたのは、自分のお店の商品を売るために看板を持ってどんどん外へ出て行って、宣伝して歩く周りの子どもたちの姿でした。

「お店に立っているだけじゃ、商品は売れない。」
「買ってもらうためには、自分たちが動かなきゃいけないんだ。」

そう強く思った2人は、みらまちが終わった後からお母さんがイベントに出展するときには、必ず手伝いに行くようになったそうです。

お母さんのお手伝いだけではなく、自分たちで作った商品を、自分たちが作ったお店でも売るようにもなりました。

自分たちで屋号”なのはら”を決め、ロゴを消しゴムハンコのプロ”Cihoru”に発注して作ってもらいました。すべての商品に、この可愛いロゴが入っています。

Cihoru Facebook:https://www.facebook.com/Cihoru

この値札の感じが、たまらなく可愛らしいですよね♪

マンマメルカートの日は、お姉ちゃんが来られず妹1人でのお店でしたが、恥ずかしがりながらも一生懸命商品を売っていました。

お姉ちゃんの偉大さを強く感じた1日だったそうです。

職業体験ではなくて、まちをつくる経験。
誰かに答えを教えてもらうんじゃなくて、自分で考え行動すること。

私たちがみらまちをつくる上で、とても大切にしてきたことです。
「みらまちの後、子どもたちがこんな風に変わったんだよ〜」とたくさんの方々に言っていただきます。
そういう声をいただく度に、「あ〜やってよかったな。」と心の底から嬉しくなります。

この嬉しさをエネルギーにして、これからも頑張っていこうと
心から思った出来事でした。

▶︎みらまちホームページ
http://miramachi.jimdo.com/

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