夢のせいか、はたまたやらなきゃいけないことからの現実逃避なのか、、

朝起きて何もしないと決めた。
やらなきゃいけないことばかりなのに、、

20年以上続く朝の白湯。
なんだかとても澄んだ味がした。
白湯だから味なんてないでしょ？と思うかもしれないが、あるんだな笑
今日は何もやる気ないのに舌が研ぎ澄まされている感覚。
朝はクラシック、昼は軽めのjazzと必ず音楽は生活の一部なのに今日は無音が心地良い。
珈琲を飲むのに沸かすやかんからプクプク、シューッ、シューッ。
いつもお気に入りのカップの上でプクーっと膨らむコーヒー豆。
いつもと変わらない景色のはずなのに珈琲を淹れる時間が豊かな時間に感じる。
ふだんならば、パンのお供に頂くコーヒー。
今日はコーヒーだけでいい。
10年近く同じ豆と挽き方の珈琲が色も香りもひと口目の風味も更に美味しく感じた。
椅子に深く腰をかけゆっくりと。
呼吸がゆっくりと深いことに心地良くなる。

何もしないと決めたのに、
香りのお仕事部屋を夢中になって片付け始めた。
無音のまま。無我夢中に。
すっきりとした香りの部屋からは
色んな香りがブレンドされたなんとも良い香りが漂ってきた。
その香りに合わせるように優しい音楽を聴きたくなった。

haruka nakamura
【誰にでも闇はあると思うんです。
でも闇の中から光は生まれるんですよね】

彼の表現は言葉は要らない。

ひとつひとつの音に込められている。

無音から流れた彼の音に導かれるかのように
何もしないと決めた日が
大切な事を教えてくれた。

まず、
香りを創りたくなって
大切な人の顔が浮かんで
そして、
ものすごーくお腹が空いて笑
お米を研ぎ
具沢山のお味噌汁を作った。
ご飯もツヤツヤピカピカに炊けた。
わが家はお鍋でご飯を炊くため
蒸らし終わったお鍋の蓋を開けた瞬間、
今日の炊き立ての味がわかる。
今日は最高の炊き加減！
ご飯と味噌汁、ほんの少しのおかず。

なんて最高の日なんだ。

何もしないと決めた日は
全ての感覚を研ぎ澄ませ、
大切な事を教えてくれた。

ありがとう
ありがとう
ありがとう

#無色無音
#感覚を研ぎ澄ます
#何もしないと決めた日
#最高の日