就活のプロ目線から見る<就活を頑張るべき3つの理由>

・就活、なぜ頑張る?

就活を控えた学生、そして就活真っ只中の学生の皆さん
就活に不安やしんどさを感じたことはありますか?
時には「なんでこんなに頑張らないといけないのか?」と悩むこともあるかもしれません。

私は世間的に見れば、いわゆる「ハイスペ」と言われる企業に新卒入社経て、現在就活指導を行う20代男性です。
年収1500万円以上、外車に乗り、都内の高層マンションに住む、一通りは経験してきました。

今回は就活成功経験者、今では就活指導者からみる、就活を頑張ることのメリットをお話しようと思います。

メリットを一言で言えば、就活の勝敗で
「給与・自由な時間(就労時間)・暮らす場所などの環境」などの人生の水準や選択肢が、より高いレベルになります。

□就活成功特徴
(海外志向・都会勤務志向・高給志向・定時退社志向など)

・海外勤務希望:商社、郵船、航空、メーカー、等
・都内勤務希望:広告、IT、外資、本社配属、等 
・高給:年収ランキングに準ずる企業への入社
・ワークライフバランス:残業代、休日休暇、有給取得
・優秀なレベルの高い環境での業務

□多くの社会人

・全国勤務地選択肢なし → 新卒から地方の田舎勤務
・低給、ボーナスなし OR 毎月の給料より少ないボーナス額等
・低給に加えて毎日の残業、残業代なし(みなし残業)
・有給取得できない社風

就活の勝敗で、労働環境は大きく変わり、人生も大きく変わります。

別にブラック企業でも低給料で休みが少なくても田舎勤務でもなんの問題も無いという学生にとっては、話は別です。

ですが大半の人が、少しでも良い環境に身をおきたいと思うのは当然のことで、それは入社する企業で大きく変わるため、頑張るべきなのです。

学生はなぜか「いけるだろう」「大丈夫だろう」「第一志望行きたい」と、自分の能力・実績・市場価値は棚にあげて希望ばかり口にします。

気づいた時にはもう遅く、
ESが通らない、
面接が1次で落ちまくる、
気づいたら周りが内定が出始めた、

そんな状況になり、ようやく自分の置かれた立場を認識し、焦り、もがきだし、私に指導を乞う学生が毎年大量にいます。
自分の理想と現実には往往にしてギャップがあるわけです。

ですが就活はそんなに甘くない。

早くから自分が大したことのない学生であることを自覚し、適切な努力をしたものが優良企業内定の少ない切符を手にするのです。

・頑張りが実を結ぶことは、既に経験済みのはず

将来のために勉強もせず、目の前の快楽に没頭して中卒、高卒となり、大学生と同年齢で既に働いている人もいます。

もちろん優劣をつける気はありませんが、
一方で大卒の人間とは将来的に金銭的・精神的・社会的、あらゆる面で差がつき、「あの時先を見据えて行動していれば・・・」と思う大人も多くいることもまた事実です。

高校受験、大学受験にコツコツ、真摯に取り組んだ大学生は将来があります。

そして、過去努力をし高学歴やスポーツ実績を積んだ学生は就活というフェーズにおいて、さらなるアドバンテージを得ています。

つまり如何なるときも、努力をした結果は先々自分自身に帰ってくるわけです。

就活でも努力をし、結果を出せば、社会人になった後、結婚の際、子供ができたとき、老後、あらゆる場面で、「あのとき就活本気で頑張ってよかった」と思えるときがきます。

だから、
“就活を本気で努力しなさい”と伝えたいのです。

就活は、同じ大卒の同級生同士でも、成功と失敗によって大きく差がつく大事な局面だということです。

いい企業に行けば、いいことがたくさんあります。

・旅行好きな人
ANAやJALなど航空会社へ就職すれば、自身の飛行機代は無料です。ともなれば、旅行が宿代数千円もあれば、毎週好きなだけ旅行にいけます。

・モテたい男子、綺麗になりたい女子
男子:年収ランキング上位の企業や広告・商社など女子ウケがいい企業に就職すれば、毎週合コンの誘いが絶え間なく入ります。いい生活もできます。
女子: 低所得・長時間労働のブラック企業ではオシャレをするお金も時間もない。ホワイト企業に就くことで自分磨きにも直結します。

・ミーハーな人
広告・メディア関連で働けば芸能人と会う、一緒に働くなど日常茶飯事。

・安定して良い生活がしたい人
都内一等地在住、安定した年収、良い出会い、一般的に行う生活水準を周囲よりも高い次元で行える大手企業勤務

・自分一人ではできないような大きな仕事がしたい人
優良企業、大手企業、勢いのある企業は、自分一人ではなく会社のパワー・リソースをふんだんに使って、自分ではなし得ないような大きな仕事でとてつもない達成感を得ることもできます。

こういったいわゆる“優良な企業”にファーストキャリアで就くだけで、それだけで自身にとって良いことが無条件で降りかかるわけです。

志望企業に受からず、
・低所得かつ長時間労働の企業へ就職
・新卒入社の企業よりも良い企業に転職することは基本不可能なため、入社後雰囲気が合わなかったとしても、それ以上良い就労条件で働くことができず負のスパイラル

こんな新社会人が、現実問題毎年半数以上はいます。
むしろ、大半がそのような就活失敗組だからこそ、大手企業就職者、就活成功者が社会的地位を保持し、高水準な生活が送れます。

これは社会人である私が数々の経験、周囲の先輩、友人、後輩を見てきたからこそ実感している事実です。

私にできることは
今学生の世代を、適切な努力で就活成功へ導き、将来的に「あのとき私と出会ってよかった、就活本気で頑張っておいてよかった。」そうなるように指導することです。

もし今の段階から就活の重要性を頭でわかっていて、就活に本気で取り組もうとしている学生がいるならば、ぜひ本気で努力してください。

頭ではわかっているけど何をしたらいいかわからない学生は頼ってください。

しかし、勘違いをしてはいけないのは、これまで遊んできただけの凡人大学生が絶対に勝てない<就活に有利な層>がいることを知っておかなければなりません。

就活に有利な優秀層の学生と自分は明らかに違う、自分が普通に戦っては現段階では受かるわけがないと認識をすることがまずは重要です。(別の記事参照)

その上で、本気の学生は「本気×的確な努力」が必要です。

私は、“本気の凡人大学生”に対して「的確な努力の方法、何をすれば内定に近づくか」を教えるのが仕事です。

就活を楽しみ、成功を勝ち取りましょう。


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