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"自分知り"になる。

先日BizR!のプレゼンコンテスト(BizR!についてはこちらから!)に出場させていただいたのですが、その場にいなかった方達にも広めていくことこそが、自分のアイデアを伝えていく上で大事かなと思ったので、共有させていただきます。
その後の、懇親会等でもまた考えさせられることがあったので、一部変更・追加しながらアップデートしていきたいと思います。

将来の夢は何ですか?将来何になりたいですか?

 小さい頃は、「ヒーローになりたい!」とか「ケーキ屋さんになる!」など、無邪気に夢を語る子ども達がたくさんいます。この子ども達に「何でそれになりたいの?」と聞けば、「ヒーローはかっこいいから!」「ケーキが好きだから!」と答えるでしょう。
要するに、無意識的に「好き」を仕事に繋げるんですね。でも、小学生、中学生と経ていけばその夢が現実的ではなかったりして、その夢を持たなくなったりします。知識を得ると、「好き」と「適性」の違いを知って、職業を考える時は「適性」を優先すべきだということを学んでいきます。
 だから、私はこの質問が嫌いでした。
 まだ自分に何ができるかわからないのに、なぜ何になりたいのか決められるの?と、夢がやなりたい自分が「何か」を決めつけてしまうことに否定感を覚えていました。もちろん、小さい頃は無邪気に夢を語っていましたが。

 ですが、年を重ねるにつれて、誰もが将来についてまともに考えるようになりますよね。恐らく、何人もの人がどこかの地点で、

自分はどういう人間で、何ができるんだろう?

という問題に直面するのではないでしょうか。就活の時に初めてそれについて考えるようになって、悩みに悩んだという話もよく聞きます。何しろ、それまでそんな哲学的なことを考えることがなかったので、どう考えればいいか、何を考えればいいのかがわからないのではないだろうか、と私は考えました。小学校を終え、中学校に入り、受験、高校に入り、受験、と時間と目の前にある課題に追われて大学に入り、またそこでも過ぎていくじ時間に身を委ねてしまって、気がつけば就活。そこで「自己分析をしよう」となっても、できないのも無理はありません。そこまでの十何年の人生をそこで初めて振り返ることさえ、難しいでしょう。


全国の中高生、保護者の方々、そして教育関係者の皆様。

もし、自分、お子様、そして次世代を担う子どもたちに、自立した大人として活躍してほしいのであれば、お一つご提案があります。

考える時間を持ちませんか?

 中高大で将来の進路について考える時、「この大学に入るにはこの科目を取る必要」「この仕事にはこういうスキルが必要」といった情報は学校側から提供されます。

与えられる情報=全ての選択肢なのでしょうか?

 答えを得ようと焦るばかり、与えられる情報の中から自分が選べる選択肢を選んでばかりいては、本当に自分にあった選択ができません。世の中にはもっともっと、幅広い選択肢があります。そして、その選択肢を一通り知る時間も、吟味する時間も足りないのです。

 「どこの大学に行きたいの?」「何の職業に就きたいの?」ではなく、「何で大学に入りたいの?」「何故働くの?」といった質問を思考する時間を持ってみてください。もちろん正答はありません。大事なのは、自分なりの考えを持つことです。WHATではなくWHYを尊重する時間を持つのです。刺激を受けたり、時間が経つと考えはどんどん変わっていきますし、それを制約する必要もありません。移ろいのある考え全て一括して一つの考えとして、自分の中に蓄えておくと、その思考は決断する時のになるのです。

 ちなみに、私が大学に行きたい理由は、社会人になるための過渡期にするためです。高校卒業後、就職する人もいる中で、就職をせず、4年間さらに学ぶ選択をするのだから、大学のリソースをしっかり使いつつ、自分としての会人としてのキャリアへの橋渡しをしていきたいと思っています。

社会人と学生の違い

社会人は、何かしらの形で働き、社会に対して何かしらの貢献をすることを考える必要があります。ですが、学生は、自分を主語にして、自分のために行動できる期間だと私は思っています。学生のうちから、社会貢献についてばかり考えるのではなく、まずは、自分のためになることをして、自分の個人としての存在・価値を高めた上で、そこから社会に対して還元していくことこそが、意味のある時間になるのではないでしょうか?

"自分知り"になろう!

 考えることは少し時間を取れば、いつでも、どこでも、できます。私が思考する時に気をつけていることは2つです。
①今の考え、自分を大事にする
②時々振り返る

 先ほども述べたように、考えは変わっていくものです。それはそれで構いません。ただ、その時の思考を大事にしていけば、思考のプロセスが自分の軸になっていくのだと思います。そして、時々今までを振り返れば、自分の中での今の自分の位置を知ることができます。自分の位置を知ることは、今自分が何をすべきで、何をこれからするのか、考えるきっかけになるのではないでしょうか。
 考えることはなんでもいいのです。深く考えていけば、いずれ自分が哲学的な問いと対面していることに気づくはずです。
 自分について知らない・わからない人間が、他人をわかるはずがありません。自分がどういう思考をしていて、何を考えるのか、を他人に伝えれば、相手から実直なレスポンスが返ってきますし、それこそ素晴らしい関係性を構築できるのではないでしょうか。
 受験勉強があるから、忙しいから、そんな時間が持てないというのは言い訳に過ぎないと私は思います。ネームバリューのある大学に行くことよりも、自分が将来何をするかが大事なのではないでしょうか。”良い”大学に行ったところで、自分が主体性を持って学ばなければ、大学で何を得たことになるのでしょうか。何故そこまで頑張るのでしょうか。何のために生きているのでしょうか。1日10分でもいいのです。少し自分について考えてみませんか?

 思考を積み重ねていけば、自分がどういう人間なのか、具体化した上で知っていくことができると私は思います。常に自分なりの考え・哲学を持つ人こそ、軸のあるブレない人間になることができるのではないでしょうか。

 そして、それこそが、今の時代に求められる人間性なのではないでしょうか?

最後に。

 私のようなまだ高校生でしかない人間が、こんなことを主張したところで意味がないし、説得力がないと思われるかもしれません。もちろんその通りです。自分についても、まだ1cmも知れていないでしょう。ですが、私の思考を発信することが、他人の思考を活性化させるツールになるかもしれないのです。

この文章が、1人でも多くの人が、何かに気づき、思考し、それを自分のために活用していくきっかけになれば、と願っています。


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BONNE

バリバリ関西弁の高校3年生。
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