【感想】岡村靖幸 TOUR'07 「告白」

masha君と岡村靖幸 TOUR'07 「告白」に行ってきたのだ。

おりからの台風接近のため、新曲ではないが、まさに嵐の中での決行だった。で、横浜BLITZの周囲は年齢層の高い(僕もそうだ)一団が濡れ鼠になって列を作っていた。
昨日は初日で45分押しだったらしいが、今日は二日目ということもあり入場は結構スムーズに行ってたみたい。

ここ1年で岡村ちゃんを観に行くのは三度目だが、今まではフェスだったので持ち時間も少なくいささか物足りなさはあった。
そういう意味で今日のライブは、まさに「超満腹」の内容だった。
前に後ろに右に左に跳んで腕を振り上げて声を枯らして、久々に我を忘れてしまった。

ライブ後に会場で知り合った人と岡村について呑みながら語った。
昔、岡村ファンはやや異端で、話しが合う人がほとんどいなかったものだった。そんなところでもみんな共通の体験をしていてやっぱり面白かった。
これも貴重な出会いだった。

BLITZでもらった小冊子が岡村を特集していたのだが、レビューにこんなくだりがあった。

“…そして、今は立派な大人になっているあの頃の少年少女たちはどんな想いで彼を迎えるのだろう?”

考えてみれば僕も「聖書」の歌詞に出てくる“35の中年”になってしまったのだが、「Out of blue」を合唱した時も、「Lion Heart」に涙した時も、「あの娘~」で手を振り上げてジャンプした時も、あの2時間はみんなそれぞれ10代に戻っていたに違いないのだ。

2007.3.19の日記

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