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例会レポート2月(2024年)

令和6年2⽉11 ⽇(日)、永福和泉地域区民センターにて2月例会が行われました。

今⽉のテーマ〜「盆栽鉢アレコレ」

講師は相談役の山田氏です。
山田氏による鉢合わせのポイント解説に加え、珍鉢・レア鉢公開とあって駆けつけた会員さんの多いこと。さらに嬉しいことに、ご見学の方も複数名お見えになったためいつもの教室は空調を冷房に切り替えたいほどの熱気に包まれました。

それで。それで、あまりの熱気で講義の様子を写真に収めるのを失念してしまいまして。思い出したときはすでに講義終了。そんな写真です。涙。

ということで、山田講師にお願いして実践編のほんの一部を再現していただきました。

実践編リバイバル

じゃん。この半懸崖の五葉松に合わせる鉢、アナタならどれにしますか?

文献には、樹種、樹形、樹高から見た場合それぞれにふさわしい鉢が紹介されるなどしています。山田氏からはそれらについての説明があった上での実践編なのですが、これがまた個々解釈が違って面白い。

「鉢映りを具体的に語ると言うのは至難です。いろいろの例外も出てきますし、結局は一つ一つについて微妙な違いが生じてくるからです。」

この鉢合わせは人気がありましたね。

悩みまくる会員を尻目に、ベテラン会員さんからは植え付け角度を変えて下方鉢に入れるのが良い、というご意見がありました。
うんうんと頷く人、なんと!そんな方法がと驚愕する人、それではセオリーから外れてしまうのではと意見する人、木単体ではなく飾りの中で考えますとおっしゃる人、それもまた様々です。確固たる正解は存在しません。

「鉢合わせにおいてただひとつ言えることは、鉢はたくさん持っているに越したことはないということです。」

さああなたの木に、あなたの思うシンデレラフィットな鉢を、いざ。

山田さん、素晴らしい鉢をご披露いただき(秘密)、楽しく素敵な講義をありがとうございました。

(蛍)



日本小品盆栽協会東京支部では例会の見学を随時募集しています。
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