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【特注】常滑焼でつくる盆栽鉢が完成!!【パトロンNFT】

NFTで盆栽の未来を変える!盆栽マンです。
松盆栽生産日本一の高松でYouTubeやメルマガの運営など、生産者のマーケティング支援をあれこれやっています。

「パトロンNFT」がスタートしたのは2023年の5月。
すでに54人の方にパトロンになっていただき、ご支援いただいた金額も約54万になりました。本当にありがとうございます。

>>ローンチ翌日のリリースはこちら

今回は常滑焼でつくる新しい盆栽鉢に関しての進捗報告。10月に完成していた「玉繋」(パトロンを募る盆栽の名前)の盆栽鉢、先日ようやく受け取りに伺いました!パトロンのみなさまからご支援いただいたお金でつくっ盆栽鉢です。来年予定している植え替えが本当に楽しみになってきました!!!

それでは、さっそく!


完成した盆栽鉢

完成した常滑焼の盆栽鉢

日本の伝統的な六古窯の一つ常滑焼でつくる盆栽鉢。国内にとどまらず海外の盆栽愛好家から絶大な人気と信頼を得ている窯元・角山陶苑さんに今年の6月にオーダーし、約4カ月の制作期間を経て10月に完成しました。先日(12/27)に直接受け取りに伺いました。

>>盆栽鉢の制作途中を報告した記事はこちら

新しい盆栽鉢づくりの経緯

パトロンNFTは、NFTを使ったクラウドファンディングで、現時点で集まった金額は約54万。このお金はパトロンになっていただける黒松(コミュニティでの応募と投票で「玉繋」という名に決定)をよりいい盆栽に仕立てていくために使わせていただきます。

パトロンを募る黒松と生産者の北谷隆一さん(北谷養盛園・高松)

まず最初に玉繋の盆栽鉢を新しくしようということで、常滑焼の人気窯元・角山陶苑さんに特注の盆栽鉢をオーダーさせてもらっていました。

というのも、現在、玉繋が入っている盆栽鉢は、いわば仮のものでして、生産者の北谷さんも、もっと似合う鉢に植えたいと思っていたところでした。

そこで、以前より北谷さんと親交のあった角山陶苑さんに今回の企画趣旨をお伝えし、快諾をいただきました。角山陶苑の4代目 渡辺角幸さんと北谷養盛園4代目の北谷隆一さん、同じく日本文化を背負う4代目として意気投合したというわけです。

高松で「玉繋」のサイズ測定・打合せをする2人の4代目

それから、約4カ月、2人の4代目はオンラインで進捗を確認、お互いに意見を交換しながら10月に完成させました。

>>完成した時の様子を伝える記事はこちら

完成した「玉繋」の鉢をはさんで立つ2人の4代目

角山陶苑の4代目 渡辺角幸さんは、猛暑の中、ここまでのサイズの盆栽鉢をつくるのは久しぶりで大変だった。制作途中から多くの海外客の目に留まり、黒松を植えたときの姿の写真を多くの外国人に送らないといけない、とも。

常滑焼と盆栽

日本の伝統的な六古窯の一つ。常滑焼と盆栽の関係は深く、伝統的な陶器は盆栽鉢の製作にも使用されています。常滑焼の土は鉄分が多く含まれており、その特性が盆栽鉢に適しているようです。

具体的には、以下の特徴があります。

・低温でもしっかりと焼き締めることができ、鉢の強度と耐久性につながる
・常滑焼の美しい質感や色合いは盆栽の自然美を引き立てる役割も果たす

伝統的な技術と現代のデザインが融合された常滑焼の盆栽鉢は、盆栽愛好家にとって重要なアイテムであり、日本の盆栽文化を中心となって支える存在の1つと言えます。

角山陶苑とは

左から角山陶苑4代目、6代目、北谷さん、5代目

角山陶苑の4代目(3代目)は、日本の伝統的な工芸品の製造に従事する高度な技術者「伝統工芸士」として国に認定されています。盆栽鉢を手掛ける窯元が貴重な存在となるなか、国内だけでなく海外の盆栽愛好家から人気を集めています。また、初心者を対象に行う陶芸体験を通じて陶芸の技術と文化を伝えています。

まとめ

今回は6月にオーダー、4カ月かけて制作していた「玉繋」の新しい盆栽鉢が完成した件を報告させてもらいました。このあとは、針金掛けをして、そのあといよいよこの新しい鉢に植え替えをする予定です。パトロンのみなさんにも何かしらの体験ができる機会を作れればと思っていますのでお楽しみに!!

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>>ふるさと納税でパトロンになる方法はこちら

今回は以上になります。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

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