番組のお知らせです！11月18日（土）18時半よりBSTBSのSound InnSで服部良一特集が放送される事になりました。出演は石丸幹二さん、望海風斗さんです。
ぜひご覧ください！

こちらのサイトからご出演のお二人のコメントも読んでいただけます。

放送予定の曲目はこちら。
【セットリスト】
「銀座カンカン娘」望海風斗　（Arr.河野伸)
「蘇州夜曲」石丸幹二　（Arr.斎藤ネコ）
「胸の振子」石丸幹二＆望海風斗　（Arr.船山基紀）
「青い山脈」石丸幹二　（Arr.本間昭光）
「東京ブギウギ」望海風斗　（Arr.服部隆之）

なんと全ての曲でアレンジしてくださる方が違うというゴージャスな企画。
素晴らしいミュージシャンのみなさんとこの豪華なアレンジャーの編曲ぜひぜひお楽しみに！

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という事で。
少し前にこの番組のプロデューサーでもある弟から連絡がありました。
今度番組で初めて服部良一を取り上げる事になって、アレンジャーのみなさんには参考に良一さんの譜面を見てもらおうと思うんだけれど、可能かどうか。という事でした。もちろん有名な曲はデータ化してあったので、いいよー送る送るー。ちなみに誰が歌うの？とたずねた所、「石丸さんと望海風斗さん。」
電話での会話でしたが、年甲斐もなく大絶叫。マジ？マジか！！！
宝塚観劇が癒やしの私。中でも現役時代の望海風斗さんが大好きで。（雪組宙組推し）彼女が2番手時代からトップで卒業されるまでもちろん公演はほとんど（何度も）見ていた私。卒業公演の千秋楽はチケットなど手に入るはずもなく、映画館で特等席を頑張っておさえて、号泣しながら見送った私なのでした。
素晴らしい歌唱力で卒業後も大活躍。卒業後の舞台はすべて追っているわけではありませんでしたが。そして石丸幹二さんは私の音大時代にオペラを一緒にやった昔馴染みでした。大学は違ったのですが、石丸さんは助演として参加してくれて、その後いろんな所でばったり会ったりしていました。

私は服部良一の曲を歌って欲しいなと思っている人が常時何人かいるのですが、望海風斗さんもそのお一人。そして身内にその歌の実力を知って欲しかった人でもありました。それがまさかの。しかも服部良一の曲を歌ってくださる。楽しみすぎる。
そんな熱すぎる気持ちも知らず私に「ありがとう！神！！」とお礼を言われる弟。
そこからはいったん冷静になって、譜面や写真の手配などさせてもらいました。もちろん。

その後収録の日に「東京ブギウギ」の直筆譜面をスタジオで披露したいという依頼があり、普段は外に出す事はなるべく避けているのですが、私が持参という事で収録スタジオに持っていく事に。ちなみに言っておきますと、私はもう完全にファン状態で緊張マックスではありましたが、とにかく現場で迷惑になってはいけないので静かにおとなしく、至近距離にだいもんが！！弟と打合せをしている、隆之と会話している！！！！（望海風斗さんの愛称）となりながら譜面を持ってきた服部音楽出版の人という立場で収録を見学させていただきました。もちろん一緒に写真を撮るとか、ファンです！！好きな演目は20世紀号です！！と挨拶をするという事は一切しておりません。というか、もともとそういう事が大変苦手な私でよかった。
ただただ脳内で「ありがとう。ありがとうだいもん、歌ってくれて！」「その胸の振子は私の大好きな曲で、自分の会社の名前にしたぐらいなんです！！」などと気持ちは必死に送ってました。
石丸さんとは久しぶりに話をしましたが、帰り際に「貴重な経験をさせてもらったよ！」と言っていました。こちらこそありがとうです。

というわけで、ちょっとミーハーな話になってしまいましたが、
旧Twitterでお知らせしたら沢山の石丸さん、望海さんファンの方が気がついてくださいました。久しぶりに服部良一の曲を聞いていただく機会が増えていて、こうやって新鮮にいろいろな曲を聴いてもらえるのが本当に嬉しくてありがたいです。やっぱり曲は歌ってもらって、演奏してもらってはじめてみなさんの所に届きますし、それは服部良一の想いでもあります。大事に譜面を抱えていたって何の意味もないですからね。

Sound Inn S という番組は上質な音楽をお届けしている番組だと思います。身内の話になってしまいますが、弟も頑張っていますので、お時間ありましたらぜひご覧ください。全然触れてませんけれど、東京ブギウギは服部隆之バージョンですので。それもお楽しみに！！