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総合商社から内定をもらう志望動機の作り方(NG例も掲載)

こんにちはYasuです!
OB訪問を受けた際に学生から一番よく相談を受けるのが、
「総合商社の志望動機」についてです。

今回は、総合商社の内定に繋がる志望理由の作り方をかなり詳しく紹介しようと思います。

本編に入る前に、簡単に自己紹介します。

筆者ってどんな人?
2019年卒で、総合商社にて勤務しております。
出身大学はMARCHレベル。
就活時は幅広く業界を見ており、40社にエントリー。
面接も70回以上受けていました。結果的に外資金融、外資コンサル、大手食品メーカー、広告代理店を含む6社から内定をいただき、現在は就活アドバイザーを行っています。
ココナラでもES添削や就活に関する悩み相談を受け付けていますので、よろしくお願いします。

総合商社から内定をもらう志望動機の作り方

総合商社の新卒採用で一番難関なのは、志望動機。
「学生時代頑張ったこと」や「自己PR」は完璧なのに、志望理由が上手く伝えられなかったことが原因で、落ちてしまう学生が圧倒的に多いです。

では、なぜ就活生は「総合商社の志望理由」に悩むのでしょうか。

3つの理由があります。

総合商社の志望動機で悩む3つの理由

◇事業内容が複雑

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「鉛筆からロケットまで」
総合商社の商材の例えとして有名なフレーズです。

近年の総合商社は様々な商材を扱っているだけでなく、トレーディングから事業投資まで稼ぎ方も多岐にわたっており、ビジネス形態を理解しづらいかと思います。

そのため、なんとなくカッコいいと思ってはいるものの、「自分のキャリアプランが総合商社で叶えられるか」分からない学生も多いのではないでしょうか。

事業内容を理解せずに憧れだけで面接を受けて痛い目に合う学生も…

OB訪問にて話を聞くことで解消できるかと思いますので、まずは業界の理解を深める努力をしましょう。

◇練習ができず、一発本番

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総合商社は「志望動機を試す機会が少ない」という問題があります。

例えば広告代理店であれば、3月や4月にベンチャー・中堅の企業で志望動機を試し手ごたえを見たうえで、6月の電通や博報堂に備えることができます。

これに対し、総合商社は7社しかないうえに、ES提出期限や面接もほぼ同時に始まるため、志望動機を練習する・試す場がほとんどないのです。

「早く選考が始まる専門商社で練習をすれば良いのでは?」
と思った方は危険です。


専門と総合では稼ぎ方や事業のポートフォリオがまるで違いますので、まずは業界研究を行ってください。

◇受ける学生のレベルが高い

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総合商社特に5大商社は毎年就活ランキングの上位を占めており、特に高学歴の学生に人気です。
以下の調査を見ると明らかですね。

総合商社を目指すほとんどの学生は就活猛者で、既に他社から内定をもらい、心に余裕をもって準備を進めているイメージがあります。

そのような学生と競う際には圧倒的なユニークさが大事になってきます。
一日に何十人もの学生と会う面接官にベタで70点の志望動機を話しても覚えてもらえません。

論理的思考力とその人らしさが出ているレベルの高い志望動機を作成する必要があるため、難しいのです。

本記事で学べる事

前置きが長くなりましたが、今回は総合商社の内定に繋がる志望動機の作り方について、徹底解説していきます。

(※)主に総合商社を志望されている方をターゲットに設定しておりますが、どの業界にも当てはまるコツを記載していますので、志望動機の書き方に迷われている方も参考になる内容です。

総合商社を学歴で諦めている人もいるかと思いますが、高いSPIとユニークな志望動機があれば、必ず受かります。

私自身も出身大学はMARCHレベルですが、就活の準備を徹底したことで、総合商社から内定をいただきました。

本記事では、まず総合商社に受かる志望動機に必要な3つの要素を解説していきます。
次に私が実際に使っていた"マッピング"という手法を使いながら、志望理由の構成の仕方を紹介します。

最後に就活生の9割が当てはまる3つのNG例を紹介。
NG例を読むことで、自身の改善点が分かるかと思います。

本記事全体で6600文字です。
(私の他の記事よりも読み応えあります)

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