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思い込んでいるものが表面に現われる

脳の働きってすごい。

頭がいい、悪いということでなく脳科学的なお話なのですが。

自分が意識したものを脳のある機能が捉えて、その証拠集めを始めるそうです。


私も意識を向けたものが現実になったという体験があります。

こういう家に住みたい!とすごくワクワクしたら
本当にほぼ同じ造りの家に住むことができたり(叶ったのは10年後くらい)

好きなアーティストの記念ライブに行きたいと強く思って
いろいろチケットを見ていたら、
ファンクラブに入ってないと無理だと言われていたチケットが
ライブ間近でヤフーオークションで売られていて奇跡的に買うことができ、
行ってみたら、席がイメージの中で眺めていた景色そのままの場所だったという驚き。

どちらも思っていたことがそのまま同じように起こったと
びっくりやら、不思議やら、、

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脳や心のことなど教えて下さっている方のお話を聞いて、
最近私に起こったことを思い出して「やってしまってた。」と思いました。

そのお話というのは、嫌なことに意識を向けた為
『事故や怪我が続いたり、同じようなことが連続して起こることが
ないですか?』ということでした。


それを聞いてハッとしたんです。



キッチンの換気扇の掃除を業者の方に頼んだら、
壊れて動かなくなってしまいました。
これは何年も使っていて、自分では掃除できない部分の油汚れのまわり方がすごかったので半分しょうがないかな、、と思いました。

工務店さんに見てもらうことになったのですが、
一番に頭に浮かんだのが、お金のことでした。

お掃除してもらうのに19,000円かかりました。
修理できればいいけれど、買い替えとなるとどれだけかかるんだろうと。
見てもらった結果買い替えとなり、見積もってもらったら20万円を超えました。

私は会う人に話のネタとして話ししたり、相談で聞いてもらったりしました。
「高いんだけど、換気扇の相場ってどのくらいなんだろう?」
「掃除代プラス修理費だよ。」
高いなあ、、とモヤモヤしたり。
完全に意識は「換気扇が高い」に向いていました。


実はお風呂も、床や浴槽の不具合が出てきていて修理してもらおうと
思っていたんですが、こちらも高いので延ばし延ばしになっていました。

換気扇を放置していた結果こういうことになったので
お風呂も早めに直してもらおうと思ったのですが、
こちらも見積もり17万円。

換気扇が予想外に高かったので、
お風呂どうしよう、、と頭の中でずっと計算機をたたいていました。
延ばしてもそのうちには直さないといけないのだから
この機会に一気に直してしまおうと決めところに、
別の新たな修理費が出てきました。


今度は車です。

車の後ろのハッチを上に開けた時、カバーが剥がれて落ちてきました。
車屋さんに持っていくと、カバーを止めているクリップが弱って落ちてきたようで
交換してくれましたが、ハッチを締める時すごい勢いでバターンと閉まり、
コントロールが弱くなっていると。
急がないけど直した方がベストだということでした。
見積もりでは23,000円。。。


さらに、壊れたわけではないのですが、
浄水器のカートリッジ交換時期がきて電話がかかってきました。
2、3万円です。




なんでこんなに次々壊れるんだー、しかも高額。と思いましたが、
「連続して同じことが起こる」話を聞いて、
「お金がかかって困る」というところにばかり意識が行っていたことに
気づいたんです。
確かにその証拠が集まってきてる。

「泣きっ面にハチ」という言葉がありますが、
あれも同じことなんでしょうか。
嫌な思いをしているところにまた嫌なことが起こるという。

そして、出費事が起こるたびに「また??もうー、次々と、、」と思いますが、
次々起こるということに意識を向けているからそうなるんですね。


では、どうすればいいのでしょうか。

私は「直すのに大きなお金が出て行く→お金が減る」と思っています。
「お金が減る」という連想になっているので、
「お金が減る」証拠が集まってきました。



どうせ出すなら払う時に
「この修理費は家や車が快適になるためのありがたいお金。」
と考えて気持ちよく出そうと思います。
どっちみち出て行くのは変わらないのなら切り替えてみます。

要は「お金がかかる」「お金がなくなる」ことに意識を向けないことですね。



友達と登山をした時、私は普通の運動靴なのに全然滑らず、
トレッキングシューズを履いた友達は慎重に歩いているのに
何回も滑って転ぶということがありました。
友達は最初から「滑りやすいから気をつけないと」「すごい滑る」
と言っていました。
一度滑ると、その体験からまた滑るかもと恐れが出て
足を踏み出すたびに「滑る」に意識を向けていたのではないかなと思います。


その気持ちわかるのです。

雪道を歩くときや、スキーで滑り降りるときに
滑るかもとハラハラおそるおそるしていると、全然うまく歩けなかったり滑ったりという経験があるので。

平気だという感覚がつかめて平気と思えると、実力は変わらないのに
怖がっていたのが不思議なくらいスイスイ歩けたりスキーで滑れたりします。



また転職したての時も、見事にこれにハマったと思います。
私にそんな業務はできないという恐れの気持ちがありながら転職しました。
そしてその業務が見事にできなかったんです。

その業務について勉強したり練習したり、
その仕事ができるできると自分に声(暗示)をかけて思い込んでいくことで
できない気持ちが薄らいでいき、そしてでき始め、
今はもうクリアできています。

「できない」から「できる」に無理にでも言い聞かせたことは
大きかったと思います。


自分の望むことを考える。
望まないことは考えない。

どうしても足りない方、嫌な方へ考えがちですが、
少しでもいい方へ考えて切り替えたいですね。

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