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新作キター!

ひろうすさんの新作、今回はおとんにフィーチャーしてくださいました!
かわいいわあ。このおとんなら愛せる気がするわぁ。
哲学系って男子の方が好きですよね。私は高校生の頃『ソフィーの世界』でもギリだったなあ。人文系学部に進んだので、読まざるを得ず読みましたが、正直今でも苦手です。
だってぐるぐるしません?おんなじとこぐるぐる回ってるやん!と思ってしまいました💦
構造主義あたりでどうにかこうにか。ポストモダンの方がまだなんとかいける気がするけど、おとんはどっちかというとモダンがメインな人なので(世代もあるか)、うーむ。
あ、でもレポート用に本を買わずに済んだことが何度かあったので、それは感謝してます(学術書クッソ高い)。

本の虫3姉妹と本の魔女3|ひろうす #note


ちなみに私の専攻が芸術史、芸術論(美学込み)で、日本美術史演習で六道絵でレポートを書いたので往生要集はガチで助かりました。あとカントの美学演習のレポートも。買っといてくれて良かった。
ちなみに就職活動で卒論のテーマを答えるたびに面接官の頭に❓が飛ぶので、人文系なんか行くもんじゃねえな、と思った氷河期世代の思い出(笑)。
そんなわけで(どんなわけだ)、本棚ラインナップからおわかりいただけるように、うちのおとんも魔女も人文系です。
まあでもおとんの方は全共闘の名残でデモやらなんやらでたぶんまともに勉強はしなかったと思われます。学生時代の思い出とかだいたいそっち方面。ガチではやってなかったようなので、まあお遊びに近いでしょう。
農家を継ぐことは決まってたので、最後のモラトリアムのようなものでしょうか。
うちのおとんは子供より子供のような人で、また娘しかいないからどうしてもアホ男子ノリを白い目で見られることが多かったので、今思うとちょっとかわいそうだったかもしれません。
でも娘もことごとく女らしいのはいないんですけども💦
私の同級生が休み期間にバイトに来てくれたことがあるんですが、この同級生のお家が漁師さんで。お世話になったからとゴールデンウィークに船出すから遊びに行きましょうというお誘いをくださったんですが、当日起きたら麦わら帽子に長靴でウッキウキのおとん(バケツ付き)に準備を急かされるという。遠足行く小学生か!
一時期実家でクレソンが食卓に上がることがあったんですが、「採りにいくぞー」と言われついていったら山裾の湧水出てる辺りに群生してまして。こんなとこに野生でクレソン生えるんや!と言うと、いや、種ばらまいてみた、とのこと。ん?まてよ。ここ、微妙に〇〇さんとこの山裾じゃね?こっちの田んぼはうちのやけど……。おとんに聞いてみると、「やから勝手に生えてることにしとけよ!」。オイ!
そんなノリですので、どうも父親の威厳というものとは遠くてですね。
ちなみに高校数学で私の鬼門である数列で赤点とった時(温情追試で通知表の赤点は回避)。さすがに怒られたんですが、後の大掃除でおとんの高校時代の通知表が発掘され、そこに数学で燦然と泳ぐアヒルさん(2)が!おまえアヒル泳がしとるやんけ!よう娘あんなに叱れたな!
おとんに関しては鉄板ネタが多いので、ちょいちょいそれで笑いをとってます(ごめん、おとん)。
でも本人もネタにしてるのでまあいいか、と思ってます。
ちなみに私のお気に入りネタは、一般企業で数年働いた後、家を継いですぐの時、税金と国保料が高くて払えん!と思ったおとんが役所でごねた話(迷惑)。
耳揃えて払えるだけの余裕が今ないんやから、払えんもんは払えん、なんとかしてくれ、とごねていたおとん。困る窓口の人。そこに奥にいた上司っぽいおじさんが一言。「ええやないか、払て(はろて)もらわんでも。」えっ、ラッキーと一瞬思うおとん。そして言い放たれた一言。
「払てもらわんでええから、
国 民 や め て も ら え」
なんというパワーワード!
国民はやめられへんから払ったそうです(笑)。

そんなこんなで、わりと濃いメンツの本の虫家。アホな一家ですが、これからも楽しんでいただけると幸いです!

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