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ブックオフ中の島店

2019.11月頃に1.8倍の売り場面積でリニューアルオープンしたこちらの店舗。ハードオフも併設されておりレコード堀りにも最適なお店です。今回もゆるゆる始めていきましょう。

まずは280円と500円の混ざったCD棚から。流石リニューアルしただけあり通路が広々としています。リュックを背負っていても安心。出来立ての建物の匂いが未だにして清潔感に溢れています。以下の写真はリニューアル前です。黄色が眩しい。

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以前からの在庫の流れは大幅に変わりなく、質の良い本やCDは一定数あるのだが、あまり在庫が回転する事が少ない印象のお店です。CDに関しては値下げもなかなか無く、100円ワゴンも辞めてしまったのでなかなか厳しい状況です。ただ他店でお目にかかりにくいモノを発見する事も多いので見逃せないお店です。

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漫画コーナーは大版ハードカバーが少なめ、コミックスが市内No1級の在庫なので漫画読みは是非ご来店頂きたい。セット売りの漫画が豊富なのも特徴で他店より数千円安い価格で楳図かずおの14歳のセットを手に入れたことがあります。その際は自転車だったので本の重さで帰り道クタクタになった記憶があります。

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原作 岩明均・作画 室井大資 「レイリ」全6巻完結 1600円 にかなり心惹かれましたが、全て100円で集めようと心に誓いをたて今回は諦めることにしました。

続いて文庫コーナー。リニューアル前から岩波文庫の品揃えがピカイチ。今回は海外文学でチラホラ珍しいものを見つけました。

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フィツジェラルドのバビロン再訪 ドストエフスキー 永遠の夫 どちらも100円ではなかなか見かけない逸品。 バビロン再訪は積読であったような気がして買わなかったが、家にあったのは角川文庫のラストタイクーンだった…。最近しばしばこの様な在庫記憶違いが起きる。耄碌にはまだ早いので気をつけたい。

ハードカバー文学へ移動。こちらは文庫ほどの在庫が無くあっという間に見終えてしまった。流行りの小説 リウツーシン 三体 チョナムジュ 82年生まれ、キムジヨン など数は少ないがきらりと光るモノがあって胸がときめいた。

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ハードカバー文学では、アゴタクリストフ 昨日 100円 を発見し、購入を決める。悪童日記・ふたりの証拠・第三の嘘の三部作の後に公開された長編四作目。生涯に五作しかない長編、後は2005 どちらでもない でコンプリートなので根気強くいこう。

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2013年には映画化もされた三部作一作目の悪童日記。戦争が激化し田舎に疎開してきた双子の少年が子供らしさを剥ぎ取り、この混乱を如何に逞しく残酷に生きていけるかの実践哲学の様子を克明に綴った作文ノートという体裁で描かれた小説。様々な店舗の100円棚で見かけるので是非ご一読。ハマればそこから三部作へとなだれ込んでください。一作目だけでも充分楽しめます。

さてそろそろレジへと思って向かうとレジ横に何やら見かけないコーナーを発見。

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DVD20〜50%割引の独自セール棚。500円50%オフ・3000円20%オフと入り乱れている。特に傷ものなどの表記も無いので盤コレクターはチェケラーです。

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規格外な安さ。

釣られて横のこじんまりとしたBOXセットコーナーを珍しく覗いてみる。韓流POPSに混ざって

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the band apart  2005発表の初映像作品 980円を発見。大ファンとしては即決。即買。最近タイトルにも使われているEric Wという曲のイントロをギターで練習していたので感慨深い。しかし利益がバンドアパートに入らないジレンマに若干苦い思いも…。沢山バンアパTシャツ着て宣伝するので勘弁頂くとしてレジに向かう。

今回は1090円でゴール。併設のハードオフでレコードや楽器探索するもよし、服飾や食器を漁るもよし。ハードオフ・ブックオフどちらもかなり在庫の多い店舗なので1時間はあっという間に過ぎてしまいます。皆様も是非!

サワディークラップー!


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