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サブスクリプション貧乏の振り返り音楽編

サブスクリプション=定額制ビジネスが来てるらしいよ、ということで一時期色々試したり、思えばこれもそうだったあれもそうだったって結構な額を支払っていることに気づいて最近整理はしたのですが、そんなこんなでネタ的に振り返ってみたいと思いますが続くかはわかりません。音楽について書きます。

もう、しばらく前のことになりますが、Rakuten Musicと契約しました。GAFAを避けるともう、楽天のサービスは何かしらあるので楽天に、なんですよね私。音楽は好きだったので、学生時代以来30年近く、CDもたくさん買いましたし最近はダウンロードで購入もありました。とはいえ最近は新しい情報を取り入れていないので好きなアーティストの新譜を数年遅れで気づいて買ったり、持っているつもりで抜けているものを買ったり、まぁ音楽ファンともいえないいい加減なことになっていました。基本的には新しい音楽はほとんど聴かずいって見れば自分の本棚の中のお気に入りを繰り返し聴いていたという感じでした。好きな音楽は何百回聴いてもいいですからね。それはそれで悪くない音楽のつきあいかとも思います。

でRakuten Musicと契約してちょっと意外な変化がありました。これまでは自分のライブラリがあってそこから何を聴こうと選んだわけですが、サブスクリプションの場合は自分のライブラリは最初白紙なんですね、当たり前ですけど。ですので最初は自分の持っていた好きな音楽をちょこちょこお気に入り登録していました。だけどこれが結構めんどくさくて。AIに好みを覚えさせるまで聞かせるのもそれなりに時間がかかるだろうし、お気に入りやライブラリ登録の作業自体も1回入力した名刺情報をもう一回入れるようなまどろっこしい感じがして、飽きちゃったんですね。そもそもiTunesやgoogle playに自分の持っている音楽はライブラリとして入っているわけですから持っている曲を入力し直すのはやめました。持ってるものはこれまで通り最初からiTunesとかGoogle playでいいわけです。

じゃあ何をするかというとこれまで聴いていなかった音楽をせっかくだから開拓しようじゃないか。せっかく定額だからジャケ買いの失敗みたいな事はないわけです。いや、ジャケ買いの失敗で金銭的な損をしないということだ。で、新規ジャンルを開拓しようと思ったのですがRakuten Musicはまだラジオも多くなくプレイリストもそこまで数がないので、また立ち止まってしまいました。あまりコミュニティや口コミなどをたどっていくのも嫌だったので。そこで図書館に行って音楽の棚を探したりして。でも最寄りの図書館だと音楽コーナーも小さく、ちょっと物足りない。

結局Kindleアンリミテッドで「名盤」と検索するのが1番早いかな。もちろんできたら各ジャンルの音楽雑誌がバックナンバーまで揃っていれば理想的なんですが。ラティーナとかあったらなー。知識として知ってはいたけれども、聴いたことがなかったアーティストやアルバムなんかはいくらでもあります。ここで名盤・名作を片っ端から聞いていくっていうのはまさにサブスクリプションなならではの使い方じゃないでしょうか。

でですね、そこから考えを先に進めますと、まぁ私のようにサブスクリプションで音楽を聴いている人はそれなりに数がいるわけだと思いますので、それならではの音楽選びとかオススメガイドみたいなものがまたこれがサブスクあるいはフリーでうまいこと露出できたら、それなりに影響があるのではなかろうか。食べ放題で元をとりたいと頑張っちゃう私みたいな哀れな人へのガイド情報とかはありなような気がしてきましたね。今名画の入門なども盛り上がってますが、音楽もいいんではないですか。サブスクで触れてもらって、ライブやグッズへの導線を考えていると思うんですけれども。

逆に出版業界の私としてはサブスクで、何を読もうかなって人にはどういうものづくりをしてどういう風に気づいてもらうかってところからやはり音楽同様liveの方ですね。違うキャッシュポイントへ段階を進めるような導線を作っていくことが大事になるのかなあとうっすら思っています。

あと、これはおまけなんですが別にアラカルトで音楽ガイドなどを買ってももちろんいいんですけど、音楽に関しては定額で行けるとこまでいきたいなと思っています。音楽に落とすお金は既にこれまでより増えているんですね。平均すると。


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