books cyanの業務日報_2018.11.19
2018年11月19日(月) 天気 曇り
初めましてわたくし、福岡市は平尾にあるちいさな本屋さん<Books cyan>の店主、ユウミハイフィールドと申します。
突然ですが今日からnoteであれやこれや日々思案したことを書き留めていきたいと思いPCを開きました。
なぜ今日をスタートに選んだのか、
それはなんと今日は記念すべき"売れた本が0冊の日"だったからです。
お客さんがまったくいらっしゃらなかったわけでもないのに、売れた本は0冊!
こんなことを書くと「やっぱり本屋さんは厳しいじゃん」と思われそうですが、果たしてそうでしょうか。
古いビルの3Fで開いた在庫数200冊にも満たない新刊書店で、オープンして3週間ずっと本が売れていたことの方がすごくないですか?(突然の自画自賛)
私が選んで並べた本が誰かの手に取られ旅立って行くんです、それも毎日毎日。
Amazonや他の書店に比べたらそれは極めて普通のことですが、私にとっては1冊売れていくだけで、それはそれは奇跡です。
私は本屋をオープンしてから毎日そんな奇跡の中にいます。
オープンした日、人生初めてのお客さまは親でも友達でもなく、instagramを見てきてくださった、今までの私の人生にまったく接点のない方でした。
そしてさらに喜ぶべきは、そのお客さまが30分も滞在して本棚を堪能してくださった上に、本を1冊お買い上げくださったことです。
震える手で初めての本にブックカバーを掛ける瞬間を、私は一生忘れないと思います。
最初に売れた本のタイトルが「夫のちんぽが入らない」だったことも一生忘れないだろうし、そのことをtwitterでつぶやいたら著者のこだまさんが「オープンおめでとうございます」とコメントしてくださったことも一生忘れないだろうと思います。
だから本が売れない日があってもいいんです。
なんてこんなことを書いていた去年の私。半年以上も前の下書きを見つけたのでそっと投稿してみました。
どんなことでもアウトプットするってやっぱり大切で、どんなことでも綴っていきたいなと思う久しぶりに店の机で思う土曜日の昼下がり
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